2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » アイスランド »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» アイスランド »
アイスランド>2009年06月19日(Fri)
★クルスク→レイキャビク
:: 旅771日め : 世界旅125ヶ国め : 和人219ヶ国め : あづさ144ヶ国め ::

■グリーンランド旅の最後
本当に、ここを離れるのが、名残惜しいです。あまりに素晴らしい、イヌイットの人々との触れ合いはすがすがしく気持ちよくて、もっともっとクルスクKulusukにいたいんだもの。

私たちが昨夜泊まった部屋は子供部屋です。もう大きくなって、西部グリーンランドのイヌイット村へ嫁いでいかれたのだそう。ちなみにイヌイット語は、集落が違うとかなり違う言葉になるんです。娘の嫁入りは、きっと遠いところへ行ってしまう感覚なんだろうなあ。

みんなに御礼を言って、この村を離れました。たった2日ですが、そもそも人口350人ですから、2日も村を歩いていると私たちだって皆の顔を覚えてきます。村の人からしたら異邦人の私たちはもっと印象に残る存在でしょうね。

歩いて1時間で空港へ。
飛行機に乗って見る眼下。
すごいね。こういうところに、ヒトが、住んできたんだね。

グリーンランド

イヌイットの暮らしが、そこにあった。

小さい頃から、イヌイット(エスキモー)のイメージはあった。
アザラシを食べ、アザラシの脂に生命をゆだね、極寒の中生きていく狩猟の民、というイメージ。

それは、本でしか見れないような遠い存在でしかありえなかった。

そのすべてではないけれど、この3日間で、遠い存在が、自分の体験になった。

飛行機に乗って、頭によぎるのは、皆の優しさが作ってくれた体験ばかり。
今から大好きな(筈の)アイスランドに戻るのに、心の中はクルスクの体験が蘇って仕方ない。

私たちはどんどんその世界から遠ざかってしまうけれど、
いつも、魚を食べてアザラシを食べて、同じ夏冬の繰り返しを過ごす人々がいる。

「おばちゃんたちは、今もお魚食べてるかな」とか、
「おじちゃんたち、今日もアザラシ獲れたかな」とか、いつもふっと思い出しちゃうの。

できることならば、もう一度、あの場所に、戻りたい。
誇らしく生きるイーウィー(イヌイット)の素敵な顔を見ていたい。

あの人たちは、これからもずっとアザラシと魚を食べていく。イーウィーとしての誇りを持って。

ありがとう・・・、“再現できない旅”は、本当にスペシャルだった。
今、私は、遠い存在であるべきイヌイット達に触れ合えて、本当に幸せだと思う。

「コイヤナ!」 (クルスク村イヌイット語の“ありがとう”)
本日の旅
行動 :クルスクからレイキャビクへ移動、グリーンランド出国、アイスランド入国
朝食 :イチゲチェ(オートミール、ミルクと砂糖をかけて食べる)、カーフィー(コーヒー)/プトゥおじさんち
昼食 :パン、ラズベリージャム/クルスク村が見える岩の上、コーラ、ファンタオレンジ、オレンジジュース、シード入りパン、セミドライチーズ、ビスケット、ピクルス、鶏胸肉ソテー、ポテトサラダ、チョコウェハース、カフェオレ/機内
夕食 :うなぎ蒲焼、じゃこ、牛肉しぐれ煮、カルボナーラパスタ/キャンプサイト
宿泊 :チャルズツワイディドロイガルダルTjaldsvaedid Laugardal

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1デンマーククローネ=18.2円
1アイスランドクローナ=0.78円

*アイスランドからクルスクへの移動
レイキャビク空港(国際線ではなく国内線ターミナルであることに注意)からエアアイスランドの直行便がある。2009年夏からはアークレイリからも就航する。もしデンマーククローネ通貨を用意したい場合、クルスク到着後は不可能と思われる。レイキャビク空港でも両替所はない。ケプラビーク国際空港到着時にクローネでキャッシングをしておくか、レイキャビク市内で両替を済ませておこう。