2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ウズベキスタン>2011年06月22日(Wed)
★デナウ
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■デナウの暑い夏
「ウズベキスタンのウズベク人の町へ行く」という夢は、本当に人が親切で優しいデナウという町に来て、120%その想いが叶えられています。ちょっと町を歩くだけで、たくさんの笑顔に出会えますよ。

ウズベキスタン

タジキスタンビザは6月23日から1ヶ月有効。だから、6月22日の今日はタジキスタンには入れず、ウズベキスタンに滞在することになります。ウズベキスタンの滞在の実質最終日となる今日も、暑いけれどもめいっぱい楽しもうと思います。

朝一番から町を歩き始めました。お目当ては「チャイハナ」。チャイ=茶、ハナ=家で、お茶処のことをここではそう呼びます。高床式の屋外チャイハナを探していますが、どうやら今やウズベキスタンでは、テーブル&椅子の、モダンなスタイルにどんどん切り替わっているみたいです。でも探せばあるもので、屋内で涼しく過ごせる高床式のチャイハナを見つけたので、美味しいご馳走サモサを食べて朝食としました。

その後バザール歩き。2日目となると落ち着いて歩けますね。

酷暑となる午後は宿で休みましょう。でも宿のおばさんに「こんにちはー」って挨拶をしたら、「マスタワ食べる?」って訊いてくれるんです。マスタワとはウズベキスタンの具沢山スープ料理。しかもそれだけでなく、パンもお茶もシャシリーク(肉の串焼き)もセットにしてご馳走してくれ、驚きました。その後は従業員もこっそり昼寝に使う、エアコン付きのダイニングルームで昼寝させてもらえ、昨夜の寝不足を少し解消。

何と言ってもデナウはバザール歩きが気持ちよいので、夕方も行きました。そうしたら、昨日シャシリーク(肉の串焼き)をごちそうしてくれたおじさんが、今日はもっと大盤振る舞いで、たっぷりのシャシリークをフルコース(パン・お茶・サラダつき)で再びご馳走してくれるんです。

私たちはウズベク語を話せませんし、ロシア語も超ビギナーです。宿のみんなやバザールのおじさん達との会話は難しいけれど、それでも結局、長い時間おしゃべりできてしまったことが、不思議です。心が通えば、なんとかなるものなのですね。


今日も楽しい1日でした。何も特別なことをしたわけではないけれども、ウズベキスタンの最終日が、今日のような人々の笑顔で溢れる1日で良かったということだけは、強く強く思うのです。
本日の旅
行動 :デナウ観光
朝食 :チャイ、закас сомса(ザカスサムサ、肉玉ねぎソテーたっぷりの大きな小麦粉の皮包み焼き)/デナウの食堂
昼食 :マスタワ(豆米野菜いりトマトスープ)、カティック(酸っぱいクリーム)、ノン(パン)、チャイ、シャシリーク(牛ミンチの串焼き)/宿
夕食 :シャシュリク(牛ひき肉串焼き)、チョイ、クレプ(食パン)、ピヨス(玉ねぎスライスの酢がけ)/デナウの市場
宿泊 :オスヨガスニッツァОсиё гостиница
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旅情報
1ソム=0.038円

*外国人滞在登録(レギストラーツィヤ)
ウズベキスタンでは訪問各地で滞在登録の義務があり、基本的には宿が行うことになっている。控えの用紙をくれるので、それを出国まで大事に保管しなければならない。もし控えの用紙がない、滞在登録をしてくれる宿に泊まっていないことが見つかれば、罰金罰則の対象になる。中には、滞在登録手続きを行わない宿も少なくないので、宿探しのときは「レギストラーツィヤ」と確認してから泊まること。ただし夜行列車に乗った場合などは、その日の分の滞在登録控えはなくて大丈夫。また、私たちがウズベキスタンを出国する際、滞在登録控えはチェックされなかった。