2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ガイアナ>2009年12月03日(Thu)
ジョージタウン→レテム行き夜行バス
:: 旅938日め : 世界旅170国め : 和人235ヶ国め : あづさ186ヶ国め ::

■ギアナ三国から大国へ
「夜行バスだ!」「久々の夜行バスだ!」・・・と、あづさは妙にうきうきしています。実に今年9月の中米パナマ以来の、久しぶりの夜行バスに乗ります。カリブ海は飛行機の連続でしんどかったから、「陸の旅ふっかーつ!」とばかりに、ホント嬉しいんですよ(*^.^*)

夜行バスは夜に出発するので、それまでは市内歩き。昼食を食べた食堂に無料wifiがあることが分かったので、午後は久しぶりにネットをつないで、調べ物などをこなしていました。

写真は、街中のきれいな建物。法廷です。

ガイアナ

実は、昨日も今日も、「ジョージタウンGeorge townって中国人少ないなあ」とずっと思っていました。もっと中国中国したイメージがあったもので。でも、ネットしていて和人が見つけた記事から、かつて中国人排斥運動があったことが分かりました。かつては確かに多数無数の中国人がひしめいていた(今のスリナムの首都パラマリボParamariboのイメージ)のが、中国人排斥運動によりその数は激減したのです。

しかし夜行バスに乗って数十分の距離、つまりはジョージタウン郊外には、無数の中国住居と中国人商店、中華レストランがずらりと軒を連ねており、その排斥運動の結果中国人たちは郊外に暮らしの場を移さざるを得なかったことが大いに考えられたのでした。政治的な一面を考えさせられる光景でした。

温故知新とはよく言いますが、どんなことでも、知識があって、その知識からまた新しいことを知るものです。温故知新とは旅をしている毎日がそうです。もっとたくさん勉強してくるんだった!(そうすれば旅で得る知識の数も違ったはずだ)という後悔の念ももちろんあります。でも、今旅で得る様々な見聞は、帰国してからの人生で得る知識をきっと変えてくれますよね。そう信じて、旅先では、日本にいてはなかなか知ることのできない小さな国のことも、いろいろと見聞していこうと思っています。

久しぶりに乗る夜行バスは、明日、ブラジルとの国境の町レテムLethemへ到着します。
本日の旅
行動 :ジョージタウン観光、レテム行き夜行バスに乗る
朝食 :Roti Fish Curry(ロティフィッシュカリー、白身魚カレーを小麦粉の皮で包んで食べる)、Roti Liver(ロティリバー、レバーカレーを小麦粉の皮で包んで食べる)、ミルクティー/ジョージタウンの食堂
昼食 :Cook-up(クックアップ、肉野菜の炊き込みご飯)、Stew Fish(ステューフィッシュ、白身魚を揚げて野菜とトマト煮)、Rice(これまたおぞましく不味いごはん)/ジョージタウンの食堂
夕食 :Choumein(チャウメン、黄色太麺インゲン赤ピーマン炒め)、Bake Chicken(ベイクチキン、チキンソテー)/ジョージタウンのバーレストラン
宿泊 :レテム行き夜行バス
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旅情報
1ガイアナドル=0.485円

*ジョージタウンからレテム行き夜行バスに乗る
チケットを買うのはCharloto St(シャルロットストリート)にあるオフィス。バスに乗るのはトロピカーナホテルの前。週5便、9000ガイアナドル、夜9時頃出発、翌朝10時頃レテムのイミグレーション(町からは2kmくらい離れている)に到着する。希望すれば町までも連れて行ってもらえる。なお深夜に強制下車させられてのパスポートチェックが2、3回あり、朝5時頃渡河のため強制下車させられ、ともあれ睡眠が分断されるので疲れます。