2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2007年05月18日(Fri)
★トルファン→トルファン近郊ツアー→トルファン
:: 旅8日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■トルファンで観光三昧
朝7時起床。北京時間の朝7時なので、ウイグル時間ではまだ朝5時という早朝です。今日は、昨日契約したタクシーチャーターでのトルファン観光三昧の日です。ドライバーは日本語がやや話せる人だったので、いろいろと教えてもらったり交渉することができます。

■蘇公塔(そとうこう、スークォンター、Su Gong Ta、The Imin Minaret)
18世紀末に、吐魯番(トルファン)王が建てたと言われる。均整取れた建てものに高さ37mの美しいミナレット、好きです。

■ベゼクリク千仏洞(ベゼクリクチェンフォトン、Bozi Ke Li Ke Qian Fo Dong、The Bezeklik Thousand Budda Caves)
ムルトゥク川に沿った断崖に、6世紀より多くの横穴が掘られました。そのうちのいくつかは中にも入れます。壁画が美しく、多くの横穴が並ぶ姿も美しいところです。仏像壁画の顔が潰されていることが、イスラム教徒による破壊の歴史(偶像崇拝の禁止)を示しているのでしょう。

■アスタナ古墳(アスタナクーフェン、Asi Ta Na Gu Mu、Aztana Ancient Tomb)
エジプトルクソールの王家の谷の小規模版といったかんじです。荒野にぽこぽこと塚があり、発掘が完了したところにいくつか入ることができます。壁画が美しかったり、ミイラが展示されていたり。

■高昌故城(こうしょうこじょう、カオチャンクーチョン、Gao Chang Gu Cheng、The Ancient city Gaochang)
トルファン観光最大の見所と思いました。1世紀ごろより新疆地区の要所で、5世紀末に高昌国として建国されたところで、今は広大な大地に建築物が風化して残存しています。天竺への旅路の途中、三蔵法師が滞在していたところでもあります。私たちは、とにかく広いこの中を歩きました。端から別の端まで歩きました。別の惑星にいるかのような感覚にもなる高昌故城を、とにかく歩きました。気温は40度(照り返しを考慮したらもっと暑いと思う)なので本当に暑かったのですが、繁栄の跡から当時の姿を思い浮かべながらの散策は、実に有意義でした。おすすめ。

高昌故城

■火焔山(かえんざん、フォイエンシャン、Huo Yan Shan Di Gong、The Flaming Mountain)
西遊記の舞台としても有名な赤い山並み。周辺の荒野とは異なる地盤が隆起しているため、色が違って見えています。

そうそう、ぜんぜん観光ルートには入っていないのですが(^^ゞ 車を走らせていると時折石油採掘機が見えるので、「石油、石油」と喜んでいたらドライバーが石油採掘現場に寄ってくれました。私たちの好みのツボにはまる嬉しい見学でした。

■葡萄溝(ぶどうこう、プータオゴウ、Pu Tao Gou、The Grape Valley)
葡萄溝観光をすると60元の入場料がかかるのですが、私たちは、オアシスのような美しい景勝地を車窓から観光し、時折車から降ろしてもらい、葡萄棚の下でランチを食べることで、入場料は(葡萄溝エリアに入場しているにもかかわらず)払っていません。葡萄棚の下でのランチは、拌面(バンミェン、ラグメンともいう)と炒面(チャーメン)、美味しいウイグルの味です。うとうととお昼寝をしたり、のんびり景勝地風景を眺めたり、ドライバーがお昼寝をしている隙を見て日記を書いたりと、ゆったりとした時間を過ごしました。

車に乗りながらドライバーと話をしているうちに、あづさが「ジュジャン(木に生る甘い実)を食べたい」と言ったら、「友達の家がある」と、民家に連れて行ってくれました(そのへんに自生している木なので、適当に車を側道に停めてくれるだけでよかったのですが)。でもこれが大正解! 103歳のおばあちゃんが葡萄棚の下で休息する、麗しい中庭へ案内され、「おあがりなさい」と葡萄棚の下のレストスペースへ。ジュジャンだけでなく、スイカ、干し葡萄をごちそうになりました。熱帯都市トルファンの暑い日中を、涼しい葡萄棚の下で過ごせて、良い時間でした。スイカは和人が「新疆来たらスイカ食べなくちゃと思っていた」と言うほどのものだったので、ここで叶えられて嬉しかったな。また、葡萄の里で干し葡萄を食べるのも、良いことですよね。

■カレーズ(Karez)
乾燥地域の人々の知恵が結集した、素晴らしき地下水道と灌漑システムです。莫大な数の地下水道を堀り、天山山麓の水をたたえ、この水を各所の井戸から汲み上げるようにしたものです。現在カレーズとして観察できるものはカレーズ上に建てた博物館の地下室からです。カレーズは命綱の水を供する、人々にとって大事なシステム。カレーズなくしてトルファンはなしです。

■交河故城(こうがこじょう、チィアオホークーチョン、Tiao He Gu Cheng)
川の中州の絶壁の上に、巨大な都市遺跡があります。それが交河故城です。さきほどの(4)の高昌故城が本格的に繁栄する前は、この交河故城がトルファン地区の中心機能を担っていました。私たちは閉場時間の前、夕暮れ時に訪れたので、美しい廃墟群を、夕陽を浴びて輝く遺跡と長く伸びる影と共にじっくりと観光することができました。

ホテルに着いたのは夜8時半と遅い時間でした。それだけ盛りだくさんの1日だったということですよね。私たちはバザールで晩ごはんを食べ、ホテルの部屋に戻りました。

今日1日で、トルファンが一層大好きになりました♪
本日の旅
行動 :トルファン観光ツアー、石油採掘所や民家滞在など。
朝食 :ニラ饅頭、緑豆粥
昼食 :拌面(羊肉トマトにんにくの芽その他野菜の炒めものをモチモチうどんに乗せたもの)、炒面(拌面からトマトを抜いてうどんをざく切りにしたもの)
夕食 :ゾースイ(じゃがいもと小麦粉を練った塊と羊内臓の煮込み)、ケバブ(串焼きの羊肉)
宿泊 :東方酒店

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旅情報
1元=16.0円

*バザールは、早朝(北京時間8時ごろ)はまだパン程度しか売っていないとのこと。

*トルファン観光めぐりツアーは、私たちはタクシー1台プライベートツアーで250元だった。値切れそうな気もするけれど、どことどこに行ったら何元という明確な料金表があるようで、特に値切ることはしなかった。

*ウイグル語を話そう
ここは地元の言葉がウイグル語なので、中国語が通じないことばかり。ウイグル語を話そう。
こんにちは --- ヤフシムセス
さようなら --- ハイルホーシュ
ありがとう --- ラフメッ
どういたしまして --- アルズメイドゥ
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