2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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フィリピン>2010年10月03日(Sun)
サバン→ホワイトビーチ→サバン
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■ビーチ散策
フィリピンのサバンSabangに来ています。フィリピンは幾つもの島があって、海岸線が豊富で、だからこそ「海の町」に来ることはフィリピンの主要な要素を見ることになるでしょう。ここは、ビーチにホテルがどどどと並び地元民はホテル従業員とタクシードライバーだけ、なんていうリゾートとは違う。だからサバンは良いところだと思えるし、好きな感じです。

フィリピン

宿の目の前には青い海が広がり、漁をする人も泳ぐ子供もちらほら。海の前では地元の人が屯していて、ちょっと飲食店エリアを抜けるとそこは「町」になっているの。商店も並び、地元民向け、つまりは地元の食(フィリピン料理)がずらり並んだ「おばんざい屋さん」のような食堂もあって、楽しいです。フィリピンでは、朝せっせと量も種類もたくさんのおかずを作ってガラスケースに並べるスタイルが多いようで、観光客として、フィリピン料理ビギナーとして食堂を訪れても、目で見て美味しそうなものや食べたいものを選ぶことができるから嬉しいです。

フィリピンは、昔はスペイン植民地で、100年ちょっと前にアメリカが買い取ってアメリカ植民地になりました。アメリカは英語の普及に努めましたし、独立後も英語教育が浸透してきましたから、中年世代であってもみんな英語が通じるんです。道端で果物を売っているおばちゃんとちょっとした雑談もできますし、そういう意味では、英語が第二言語の私たち日本人にはとっても旅しやすい国なんです! 「タガログ語」が分からなくても大丈夫ですよ。ただ、スペイン植民地時代は米領以前に何百年も続いたので、タガログ語にはスペイン語がいっぱい盛り込まれています。じっくり耳を傾けると、結構知ってる単語が登場して面白いのよ(*^-^*)

さて、町には市場があります。小さい規模で、食堂1軒、野菜売り数軒、海鮮を売るところは2、3軒といった規模。でもその小規模さがまたのどかで良いんです~。昨日は海鮮鍋を作りましたが、今日は何にしようかなー。カツオを1匹買って水炊きにしましょうか♪ 野菜も白菜や大根などが普通に売っていて、お魚に合いそうです。地元産のラム酒(フィリピン名物)を買ったことだし、海鮮鍋をつまみに今日は飲みましょう♪ 日本でだったら内臓を塩辛にしてみるところですが、滞在が短いのでここではそれができなくてちょっと残念です。

一応、外国人が好みそうなビーチまで歩いて、外国ナイズされたエリアも見に行きました。最近の雨季のせいか、海のきれいさは今ひとつなので、海は眺めるだけでおしまいにしました。あ、でも、海は確実に昨日よりきれいです。明日はもっときれいになる予感大!

さて、今日はのんびりとリゾートサバン滞在日。あまりたいしたことをしていないのですが、それでも、この日記からここサバンの良さ、サバンに流れる時間の遅さゆるやかさが伝わったら、私は嬉しいです。
本日の旅
行動 :サバン観光
朝食 :ごはん、昨日のシニガン、大根葉と白菜の煮びたし、コーヒー/宿
昼食 :Kaldereta(カルデレータ、豚肉の濃厚トマト煮込み)、Nilaga(ニラガ、豚肉と野菜の少し酸味あるポトフ)、ごはん/サバンの食堂
夕食 :カツオと野菜の水炊き、ごはん、ラム酒/宿
宿泊 :サニーズインSonny's inn
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*フィリピンの国名の由来
日記本文にある通り、フィリピンは長いスペイン植民地時代がありました(1565-1898)。で、16世紀当時のスペイン皇太子フェリペ2世の名前から「Islas Filipinas」(フェリペの島々)と名付けられたのが今の国名の由来です。