2人の世界旅 日々の記録

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ボツワナ>2008年09月09日(Tue)
ボツワナ南部行きヒッチトレーラー→カニェ→ハボロネ→フランシスタウン行き夜行列車
:: 旅488日め : 世界旅75ヶ国め : 和人215ヶ国め : あづさ96ヶ国め ::

■カラハリ砂漠横断を終えて
夜の美しいカラハリ砂漠。トレーラー運転手のボジィおじさんは、ひたすら運転を続けています。もう運転は20時間連続を超えるのだそうで、すごい体力だと思います。

さて問題は、このまま南アフリカまで行くおじさんと、ボツワナ内のどこでお別れするか、です。

「ボツワナの素朴な町も見てみたい」というあづさの意見と、和人の「じゃあこの町あたりならハボロネGaboroneへの接続も安心かな」という目星とで、当初はジワンゲJwangueで下車しようと考えていました。ジワンゲは、ボツワナをアフリカ有数の「サクセスカントリー(成功国家)」にならしめた、ダイヤモンド鉱山の近郊町として知られています。

でも、ジワンゲに着いたのは深夜2時、下車には早すぎる時間でした。だから、おじさんにはもう少し乗っていたいと告げ、再び運転が再開しました。

午前3時すぎに、カニェKanyeの町に到着しました。ここは首都ハボロネへ向かう分岐の町です。おじさんはここで少しの仮眠をとるそうで、私たちも、おじさんが再出発する時間まで仮眠をとらせてもらい、その後、お別れ。ボジィおじさんは、私たちのことを気遣って、大事にしてくれ、本当に優しい太っ腹のおじさんでした。

さて私たちは、そのまま早朝のバスに乗ってハボロネに移動し、駅に行って今夜の夜行列車の予約をし、昼間は、 -寝不足続きで疲労していますが- ハボロネ市内を散策して観光しました。

先ほども書きましたが、ボツワナは、経済的にも安定しており、アフリカ有数の「サクセスカントリー(成功国家)」と呼ばれています。市内は大変にきれいに整備されており、近代的なビル群が目にまぶしくピカピカと輝いていました。ショッピングモールもファッショナブル、すごく近代的な街です。

アフリカで、砂漠をもつ国なのに、こんなに足場からきれい。
ボツワナに抱いていたイメージが、ぐっと変わりました。

モール

実は今、大変に寝不足続きです。

トレーラーをヒッチして、夜のカラハリ砂漠を横断していた昨日、
ケープタウン早朝フライトのため、いつもよりも遥かに早起きした一昨日、
ケープタウン下船の荷造り等で、寝るのが遅くなってしまった三日前。

なのに今日ハボロネに滞在せずに夜行列車に乗ってしまう理由は?
最大の答えは、ハボロネの宿代が高く、安く泊まれるところがないから。

今日乗った列車は、明日、フランシスタウンFrancistownに到着します。
本日の旅
行動 :ヒッチトレーラー下車、ハボロネへ移動、ハボロネ観光、フランシスタウン行き夜行列車乗車
朝食 :リングイーニャ(Fat Cakeとも言う甘くない揚げドーナツ)、Nama(ナマ、ビーフシチュー)/ハボロネの食堂
昼食 :Bogobe(ボゴベ、ミル(ソルガム、麦)の粉を炊いたもの、より硬くなったものはMosoko(モソコ)とも言われる)、Sapodi(サポジ、ヤギ肉のそぼろ煮)、Rape(レイプ、イモの葉のような青菜ソテー)、Papa(パパ、とうもろこし粉を炊いたもの)、Koko(ココ、蒸し鶏肉)、カビッシュ(キャベツソテー)/ハボロネの食堂
夕食 :Papa(パパ、とうもろこし粉を炊いたもの)、青菜ソテー、ナマ(ビーフシチュー)、マトミ(小麦粉の蒸しパン)/ハボロネ駅待ち合い室
宿泊 :フランシスタウン行き夜行列車

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旅情報
1プラ=16.3円

*ハボロネからフランシスタウンへの移動
夜行列車で移動することができる。近年の原油高騰にもかかわらずここ数年の料金を上げていないのは素晴らしい。寝台車両、エコノミークラスの間に、「クラブクラス」というのがあり、テーブルに2人ずつ向かい合う座席で、かつ座席以上に人を入れない車両で移動できる。テーブルがある分、時にうつぶせになって寝ることもでき、1人74プラと安いのに快適な移動ができた。所要約10時間。