2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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マリ>2007年11月16日(Fri)
ドゥエンザ→セグウ
:: 旅190日め : 世界旅40ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ61ヶ国め ::

■セグウへ移動
ドゥエンザDouentzaの宿は快適で、朝は気持ち良く起きることができました。ここの宿はドゴン族の置物や調度品などが揃っていて、宿にいながらドゴンの雰囲気を味わえる点が気に入りました。

ドゴンの木彫り

朝ごはんを兼ねて町歩きをしたあとは、特に予定もなく、宿のレストランで日記を書いたりとのんびり体を休めていました。

「バスの音?」という和人の言葉に反応して無意識に宿の外へ走っていったあづさ。
聞くと、今日の目的地セグウSegouに行くバスが宿の前で乗客待ちしているんです!

あづさ「ねえねえ!セグウ行きだって! いくらなら行く?」
和人「朝ターミナルで聞いたら8000だったから、7500以下ならOK」

料金を聞くと1人8000フラン・・・思わず手のひらを下に向けて「けめふら~?」っと。ケメフラはバンバラ語で1000なので、これで「1000安くなる~?」という合図になります。うまく通じたようで、返答はOK。荷物はまとめていたので、それを持ってサッと乗り込めた私たち。なおかつ最前列をお願いしていたら、職員が座っていたところ私たちに譲ってくれ、快適なバス旅の始まりです。

ドゥエンザからセグウまでは、休憩ストップが多く、そのたびにいろいろな売り物に出会え、楽しかった。昼食以外にもいろいろなものを食べちゃった。前回バマコからバンディアガラへ移動するときと同じ道も通るのですが、前回が夜行バスだったので、今回はその車窓も楽しめたことが良かったです。

バスの中では職員が炭火でお湯を沸かしています。ドライバーはじめ職員が交代でお茶を飲むのですが、そのローテーションに私たち2人も入ってしまい、何度も何度も、おいしいお茶をいただいてしまいました。

夜11時半、12時間のバス移動も、今日は楽しかった。下車したところはセグウの外れで、見つけた宿は高級宿だったのですが、駐車場の上にテントを張らせてもらえ、寝床も無事に確保することができました。
本日の旅
行動 :ドゥエンザからセグウへ移動
朝食 :アティケ(キャッサバ粉から作ったクスクスの大粒版のようなもの)にジェゲ(魚の素揚げ)のピーナツソース煮込みを乗せたもの、アティケに肉煮込みを乗せたもの/ドゥエンザの路上ごはん屋
昼食 :マロ(白いごはん)にナン(魚と野菜の煮込み)を乗せたもの/バスの休憩ストップの路上ごはん屋
夕食 :なし(昼間いろいろと食べてしまいました)
宿泊 :オテルドゥランデパンダンスHotel de l'independance

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*マリのバス移動
1)マリのバスでは、オフィスでチケットを買った順番で呼ばれ、その順で乗車することがある。その場合事前座席確保は無効だから、座席を選びたいならターミナル到着イの一番にチケットを買う。
2)バックパックなどを預ける場合、荷物と共にヤギ(商品として運ばれる)が屋根に乗せられることがある。ヤギの尿がかかっては大変だから、バッグの中の荷物はビニール袋に入れるなど、工夫をしよう。
3)屋根にヤギが乗せられると、ヤギの尿が上から垂れてくる。窓が開いていると悲劇になりかねないので、注意。
4)始発でバスチケットをオフィスで買うよりも、どうもバス車内で直接買うほうが値が下がる傾向にある気がする。
5)最前列座席はバスに同乗する職員の席であることが多い。事前に座席を確保できたが出発時にそこから追い出されたということがないよう、確保するなら2列目以降が安全。