世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
モロッコで有名なタジン(≫こちら)とは、とんがり蓋つきの土鍋のことでした。エジプトでは蓋なしの陶器の器を指します。エジプトのアラビア語では「j」を「g」の音で読むためタジンではなくタギンになっています。肉や魚、煮野菜、予め作っておいた美味しいソース類を注文が入ったらタギン皿に入れ、あとは写真のようにとにかく強熱! アツアツのごちそうとなって食卓にサーヴされます。
アラビア語の綴りに「m・s・q」が含まれることから、ギリシャ(≫こちら)やトルコ(≫こちら)のムサカと元は同じ料理。でもエジプト版はナス&トマトの油煮なんです。エジプトのアラビア語では「q」を「a」の音で読むから、「m・s・a」、つまり「ム・サ・ア」のように発音されます。
シャクシューカとは北アフリカ~イスラエルあたりまで分布する、トマトソースと卵を合わせた料理です(トルコではメネメンという名前で存在します)。イスラエルでは「トマトソースにぽっとん卵」だったのにエジプトでは「トマトソースで炒り卵」。アエシ(薄パン)の良い友です。
エジプト人の基本的な飲み物は、甘い紅茶です。砂糖をたっぷり入れて飲むのがエジプトの暑くて乾いた気候下では美味しいです。なお中国の「茶」を起源とする飲料で、トルコあたりまで「チャイ」と呼ばれることが多い一方で、アラブ圏では「シャイ」と呼ばれることが多いのは、アラビア語に「チャ・チュ・チョ」の音がないから。それを知って呼び分けができると、ちょっと楽しいですね。
イスラム教徒が9割を占める国であるのに、旅行者がこんなにも気軽にお酒を買い求められ、飲める国もそう多くはないのではないでしょうか。古典的キリスト教である「コプト教徒」が酒類販売網を確立してくれたお陰です。美味しいお酒をエジプトで楽しんだら、ひとときコプトに感謝。ビールだったらステラがお気に入り。
UAEを語る上で外せないのが砂漠の遊牧民の歴史。何かあれば「今日は祝いだ、ヤギを絞めて食おう」のような暮らしをしてきたのでしょう。今もUAEの国民食といえば、こういう肉をがっつりいただくものが欠かせないのです。ギラバは羊やヤギの肉をトマトや野菜と煮て香辛料で調味したもの。野菜も入っていて本当にご馳走です。ホブズをちぎってギラバをつかんでいただきます。
砂漠の遊牧民料理が今もUAEの国民食。マンディは同じアラビア半島にあるイエメンが起源とされる、「炙られた味つき肉」をごはんと共に提供するものです。鶏肉や羊肉を塩・香辛料・色素に漬け込み、オーブン焼きまたは油に通して調理します。写真はダジャージ・マンディ(ダジャージ=鶏肉)、または英語交じりでマンディチキンと呼ばれます。
UAEを語る上で外せないのが砂漠の遊牧民の歴史。何かあれば「今日は祝いだ、ヤギを絞めて食おう」のような暮らしをしてきたのでしょう。今もUAEの国民食といえば、こういう肉をがっつりいただくものが欠かせないのです。肉は主にヤギや羊が用いられます。ロズ(ごはん)の中に、柔らかくゆで上げられた骨付きの塊肉が、ドドンと埋もれています。
中東ではおなじみになりすぎました。ヒヨコマメの裏ごしにタヒーニ(ごまペースト)、時ににんにくやレモンを加えてなめらかにしたものです。オリーブオイルをまわしかけ、ホブズ(薄パン)ですくっていただきます。
ファタはマッシュ状の食べ物のことで、ファタモウズ(写真左)はバナナ(モウズ)のマッシュ、ファタタマル(写真右)はナツメの実(別名デーツ、タマル)のマッシュです。甘いおやつはアラブ圏の得意技。
ラブナはヨーグルトのこと。写真は、日本で一般に流通するヨーグルトに比べ極端に水分が少なく、ねっとりとして、なおかつ酸味のあるヨーグルトです。
スリランカ料理の基本は「ごはん&おかず」。現地では英語で呼ばれたり、ローカル語でケマまたはバットとも。基本調味料が香辛料なので「おかず全般」すなわち「ビヤンジャナ」が日本人感覚のカレーになります。各種ビヤンジャナ(カレーおかず)、パリップ(豆ポタージュ)、マッルン(野菜とココナッツの炒め和え)、サンボル(和え物)などをごはんと盛り、皿の上で混ぜて口に運びます。
日本人がイメージする「カレー」はスリランカでは「ビヤンジャナ」と呼ばれる「おかず全般」を指す言葉。だからあえて「鶏のカレー」とか「魚のカレー」のような名づけ方はせず、「ククルマス」(鶏)や「マール」(魚)と素材名で料理を呼びます。写真はポピュラーなチキンのカレーです。
日本人がイメージする「カレー」はスリランカでは「ビヤンジャナ」と呼ばれる「おかず全般」を指す言葉。だからあえて「なすのカレー」とか「インゲンのカレー」のような名づけ方はせず、「バトゥ」(なす)や「ボーンチ」(インゲン)と素材名で料理を呼びます。写真はポピュラーなインゲンのカレーです。
日本人がイメージする「カレー」はスリランカでは「ビヤンジャナ」と呼ばれる「おかず全般」を指す言葉。インド・ネパール・ブータンなどでポピュラー「ダル」(≫こちら、キマメのポタージュ風香辛料煮込み)に類似した料理もビヤンジャナの1つです。スリランカ版のほうが水分が少なくて美味しさが詰まっていると思います。
ポル=ココナッツ、サンボル=和え物。玉ねぎや唐辛子とココナッツ(内壁の白い部分を削ったもの)のスパイシーな炒め合わせです。ごはん&おかずという基本系(≫こちら)に、頻繁に一緒になって登場する、スリランカの国民食。
千切りの緑の野菜とココナッツ(内壁の白い部分を削ったもの)の炒め合わせ、写真はゴーワ(キャベツ)を使ったマッルンです。ごはん&おかず(≫こちら)という基本系に、頻繁に一緒になって登場する、スリランカの国民食。
アンナーシ=パイナップル、サラドゥ=サラダ。パイナップルをサラダ仕立てとは日本人には意外な使い道? でもスリランカではポピュラー。ところで元来「辛い」が身上のスリランカ料理は、かなりの黒胡椒を使います。このサラダも、パイナップルに玉ねぎ、にんじん、カラピンチャ(カレーリーフ)に塩、そして黒胡椒がたっぷり和えてあって相当スパイシー、スリランカらしい味付けです。
ココナッツミルク入り米粉生地から小さな鉄鍋で作る湾曲クレープがホッパーまたはアッパ(写真右)。その卵乗せ焼き版がエッグホッパーまたはビッタラアッパ(左)です。ところで作り置き文化があるのか食堂ではいつも冷めたものばかり出されるスリランカ料理はどうも美味しくないのですが、これは焼きたてが食べられて幸せ。ホディ(カレー汁)やルヌミリス(唐辛子ペースト)でどうぞ♪
米粉溶液を穴から押し出して作る麺。でも、悲しいかな、舌触りがぼそぼそして美味しくなくて、とてもベトナムのフォー(≫こちら)やタイのクイッティヤオ(≫こちら)には叶いません。手前が白米の、奥が赤米のストリングホッパー。各種ビヤンジャナ(カレー風おかず)や、パリップ(豆ポタージュ)、マッルン(野菜とココナッツの炒め和え)、サンボル(和え物)などと一緒にいただきます。
米粉とココナッツミルクで麺を作って短く切り、竹筒に入れて蒸したものです。主食として、各種ビヤンジャナ(カレー風おかず)や、パリップ(豆ポタージュ)、マッルン(野菜とココナッツの炒め和え)、サンボル(和え物)などと一緒にいただきます。写真は軽食時間帯だったので、じゃがいもカレーだけでいただきました。
ショートイーツとはモルディブと共通食文化!(≫こちら) 要は軽食全般です。金属盆に盛られ、取った分だけお金を払う仕組み。小麦粉の皮で野菜炒めを三角に巻いて焼いた「エラワルロティ」、同様に春巻き型に巻いた「ロールズ」、ミニおかずパン「バニス」、丸ちびコロッケ「カトゥレトゥ」など。なお、奥のケーキ類は「スウィーツ」であり、はショートイーツには分類されません。
家庭料理でも庶民の食堂でもポピュラーな焼き飯料理です。元来「辛い」が身上のスリランカ料理なのでルヌミリス(唐辛子ピューレ)をたっぷり混ぜていただきます。しかし最近は外国人向けに辛さを少なくしたものも多くなってしまった。「辛くないと美味しくないスリランカ料理から辛味を減らすと美味しくない」という法則を味わってしまったのもこの料理でした。
ロティとは小麦粉を練って薄く延ばした皮のこと。これを細かくカットして、唐辛子や玉ねぎのみじん切りと一緒にフライドライス(≫こちら)つまりは私たちがチャーハンをイメージするような味付けで炒めたものです。
ポル(ココナッツの内壁の白い部分を削ったもの)と玉ねぎや唐辛子を炒め合たものを芯にして、ロティ(小麦粉の皮)で包んで延ばして鉄板焼きにしたものです。ホディ(カレーの汁部分)やパリップ(豆ポタージュ)でいただきます。ところで作り置き文化があるのか食堂ではいつも冷めたものばかり出されるスリランカ料理、この薄パンだって、冷めていては、ボソボソ硬くて、美味しくない。
「スリランカ料理では何にでもココナッツを使う」とスリランカ人も言う。それは概ね合っていると思いました。料理にも、そしてスウィーツにもココナッツミルクを使うものがたくさんあります。ワッタラッパンはココナッツミルクにヤシ砂糖、卵を加えてプリンにしたもの。カルダモンが入っていて、ほんのりスパイシーさを感じるのが南国デザートの特徴を表しているようにも思います。
紅茶の聖地スリランカへようこそ。「セイロン」とはスリランカの旧国名で、その名は今も銘茶「セイロンティー」より非常に有名ですね。世界三大銘茶とする区分もあるほどです。国民の基本的な飲み物も紅茶。右がストレートティー「テ」、左がミルクティー「キリッテ」(キリ=ミルク)。予め砂糖が入っており、ブラックティーを出す習慣はないようです。
モルディブ家庭料理の筆頭でもあるガルディアは、トゥナ(通常かつお)の角切りで作る澄まし汁。魚の旨みがたっぷりに、ミルス(唐辛子)や塩がほのかに利いていて、いくらでも飲めてしまいそう。
マス=魚、リハ=カレースープ。つまりマスリハは具に魚の角切りが入った汁カレーを指します。いろいろな魚が可能ですが、やはり日常使う魚のほとんどが「トゥナ(まぐろ、カツオ)」である彼らは、「トゥナじゃなければマスリハとは呼ばない」と言います。その証拠に白身魚を使う汁カレーは別名称で呼ばれていました(≫こちら)
モルディブで魚といえば圧倒的にマグロかカツオなので、普通に「マスリハ(魚カレー)」というとマグロかカツオのカレーを指します。だから、そうじゃない魚を使ったカレーを呼ぶときにはもう少し長い名前をつけることになります。白身魚を使った(写真はムツのような魚)汁カレーは、ファロマスリハと呼ばれています。
マス=魚、ロシ=薄パン(≫こちら)。魚フレークや玉ねぎみじん切りなどを芯に小麦粉皮で団子を作ってから薄く(厚さ1cm以下)延ばして焼いたものです。中にはヒキマス(鰹節、≫こちら)が使われていたりして、本当香ばしい、美味しい。
マス=魚、フニは削ったココナッツ(製菓材料コーナーで売っているココナッツのようなもの)。それに玉ねぎみじん切りやミルス(唐辛子)、カレーリーフ(カレーの香りがする柔らかい葉)を混ぜて炒めたものは朝食の定番です。モルディブの唐辛子(ちびっこくて太っちょタイプ)はシネンセ種、香りが極めてフルーティーで素晴らしく、それがマスフニの決定的な旨さの素になっています。
「チリーフィッシュ」はチリ(唐辛子粉)を主体に味つけした魚料理。中にはチリ、玉ねぎ、トマトソースの3つを使って味付けした魚という意味で「スリーフィッシュ」と呼ぶ人もいます(名前似てますね)。激辛ではないので気軽に食べられます。
マス=魚、バイ=ごはん。マスバイは魚フレークをまぶした混ぜごはんです。よく似た料理にフライドライス(モルディブ人もこう呼びます)がありますが、フライドライスは注文を受けてから作る「魚チャーハン」で、マスバイはたっぷり作って作り置き。
日本以外で鰹節を作る国に初めて出会った! ディベヒ語でヒキマス(ヒキ=乾燥、マス=魚)、通称モルディブフィッシュ。日本の鰹節と違いカビつけはせず、ゆでて煙で燻して乾燥させたものです。チップスでおやつに、料理の味付けに、マスロシ(≫こちら)の具に、輸出(スリランカ等)に。その他加工魚には、ファロマス(主に白身のソフトな干魚)やロノマス(塩漬けの干魚)もあります。
丸い魚ボールをグラと言います。中には魚フレーク玉ねぎみじん切り削ったココナッツ、外は小麦粉の皮。これを小さなボール状に作って揚げてできあがり。商店のレジ脇にも置いてあって、本当に皆が気軽につまんでいる代表的な軽食です。
ハワドゥ=ミックススパイスまたはカレーパウダー、ビス=卵。モルディブ定番のおかずです。これの面白いところは「卵を使わず卵に見せかけている」点ですね。中身は魚フレーク、外身は小麦粉の皮です。その卵もどき団子をトマトチリペッパー油等の入った鍋で煮絡めています。
インドその他のチャパティ(≫こちら)と同じもの、全粒粉を練って延ばして焼いた薄パンです。ディスクは名の通り円形でなければならないのでよれよれにならないように少し厚めに作られるみたい。一方ロシは薄く薄く作って折りたたんでお皿に乗って出てくることもあります。
今や物が溢れるくらいに流入しているモルディブにも、昔は「食べるものはとにかく魚と、少々の果物・野菜だけ」ともいう時代がありました。冷蔵庫などないその時代から、ココナッツの実の内壁(白い部分)を削って砂糖と混ぜたものは、保存のきく食糧でした。
軽食全般をヘディカまたはショートイーツと言います。モルディブの庶民食です。いろーんな種類があるのですが、写真は上から右にマスロシ(魚フレーク入り薄パン、≫こちら)、バジヤ(サモサ≫こちら、と同じ)、ビスキーミア(卵と野菜が入ったミニ春巻き風ロール)、キーミア(魚と野菜が入ったミニ春巻き風ロール)、フォニボキーバ(甘いベイクドケーキ)。