世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
パクシャは豚の脂身のこと(豚肉自体もパクシャと言う)。スィッカムはその肉を乾燥させたもののこと。写真はパクシャスィッカムを水、大根、トマト、にんにく、唐辛子粉と共に圧力鍋で炊いた辛くて美味しい煮込みです。脂っこいのでごはんが進みます。特に田舎は好まれる料理とのこと。ちなみにブータンの主要エリアは標高が高く(例:首都で2500m)、台所には圧力鍋必須。
ノシャ=牛肉、パー=長めに(でも大きくなく)スライスしたもの。写真は圧力鍋で戻した乾燥牛肉の短冊切りとブータン産唐辛子(細身ピーマンかと思うくらいに大きい)を炒め合わせた料理です。ブータン産唐辛子はインド輸入唐辛子(細い緑色)のような強い辛さがないので、こういう料理に使っても辛味はマイルドです。
シャは何かの肉の意味で、ニャシャは魚肉を表します。ブータンはヒマラヤから注ぐ河川が豊富ゆえ魚がよく獲れますので、魚料理も是非モノです。写真は魚を大振りの切り身にして素揚げにし、唐辛子粉、トマト、玉ねぎで炒め合わせました。シンプルですがすっごく美味しい! なお水分を飛ばすように調理してあるのでツェムとは呼びません。
写真はカボチャを乾燥骨付き牛肉、油、塩、にんにく、唐辛子粉で圧力鍋調理したカレー。「ツェム」は英語ではカレーと呼ばれても、コリアンダーやクミンで香りをつけるお隣インドとはまったく違う、「唐辛子と水分の多い煮込み」です。またト(ごはん)とツェムを混ぜた料理は「ト・ツェム」・・・が転じて「トツィ」と呼ばれ、ブータン全土で朝食として食べられています。
チベットに由来するがため、ブータンに古くから存在する伝統料理です。ヌードル全体を「トゥッパ」とされ、「バトゥー」と呼ばれるものであるためには小麦粉を練ってうつ手延べ麺でなければなりません。写真は乾燥牛肉をゆでて戻して具にしたビーフバトゥーです。汁は肉ゆで汁と塩ベースでさっぱり美味しい。辛いのを好む人は奥に見える唐辛子粉や山椒粉で調節。
チベットに由来するがため、ブータンに古くから存在する伝統料理です。作り方は餃子と大体同じ。肉類をたたいて玉ねぎやチーズなどと合わせてタネを作り、小麦粉の皮を練って伸ばしたもので包み、蒸します。ネパールのモモ(ネパリモモ)と違う点は、ネパリ版がアツァールというつけダレで食べるのに対し、ブータン版はエゼ(唐辛子ミックスの薬味、≫こちら)で食べること。
ブータン版の腸詰めです。特にくびれは作られていませんでした。レバーも混ぜ込んだような濃厚な味がして、山椒の粉などでヒリヒリした香味がつけられています。ゆでたり焼いたりしていただきましたが、これはこれで、なかなかごはんもお酒も進みそうなお味でした。
ブータン料理には生で食べるものもあります。写真は大根をスライスしてエゼ(唐辛子ミックス、≫こちら)と塩とで混ぜ合てさっぱりとした辛さのサラダ仕立てにしたものです。ブータン人にホゲについて尋ねたところ、「not so spicy, not so hot」、つまり「そんなに辛くはないもの」と言っていただけました。きゅうりやカブを使ったホゲも可。
ヤクという、4000mといった山岳地帯にしか住めない動物がいます。そんなところでは逆に他の作物が採れないのでヤクの肉なりミルクなりが貴重な食糧源です。今ではヤクのミルクから得たチーズをカチカチに乾燥させたものが出回っています。甘みからミルクキャンディーを思い浮かべる味でした。なめ終わるのに1時間はかかります。
ブータンの家庭のおもてなしの定番は、シップ(平たく押し延ばして乾燥させた米)とガジャ(ミルクティー)。
チベットに由来するがため、ブータンに古くから存在する伝統飲料です。日本語ではバター茶と呼ばれます。黒茶(強度発酵して固形になった中国茶)を削り、塩、バター(ヤクなどの乳から得る脂肪分)と共に淹れたお茶。バターがとかく獣臭いのでしょう、このお茶も強い肉汁の風味がします。でもそれが塩や油分と合っていて、意外に美味しいと思います。
バングラデシュのおかずは大抵トルカリ、具を香辛料で調理した、日本人感覚でいうカレーです。国土が河川だらけのバングラデシュではマス(魚)を常食します。トルカリはバット(白いごはん)と共に食べます。写真はマスジョル(ジョル=汁気が多い)ですが、素揚げだけの状態「マスプライ」(プライ=揚げ物)も美味しいです。写真のマスは国魚「イリッシュマス」です。
バングラデシュのおかずは大抵トルカリ、具を香辛料で調理した、日本人感覚でいうカレーです。ショブジは野菜という意味で、肉類に比べ野菜は安いので、庶民の家庭での定番おかずはショブジ(野菜カレー)となります。写真は小松菜風野菜、ナス、じゃがいも入り。トルカリはバット(白いごはん)と共に食べます。
バングラデシュのおかずは大抵トルカリ、具を香辛料で調理した、日本人感覚でいうカレーです。カッチまたはカッシは、英語が出来るバングラデシは「マトンだ(羊だ)」と言ってくれますが、どう見てもヤギでしょ!それ! と生きているカッチを見ると大いに突っ込めます。ということで写真はゆで卵入りヤギカレー。トルカリはバット(白いごはん)と共に食べます。
バングラデシュのおかずは大抵トルカリ、具を香辛料で調理した、日本人感覚でいうカレーです。ムルギは鶏肉で、ムスリムにもヒンディーにも、ベジタリアンでない限り問題なく食べられるチキンカレーは、この国の良い肉料理となっています。トルカリはバット(白いごはん)と共に食べます。バングラデシュ料理にはサラッ(きゅうり千切り)が頻繁に見られる付け合わせです。
じゃがいもをマッシュにした料理をボッタといいます。じゃがいもはアルなので、アルボッタとも言います。私が食べたものは、他の料理に使って辛味がほぼ抜けた唐辛子(これが結構いい風味を出している)や生玉ねぎや塩を混ぜたボッタ。うん、これは美味しいね。ラー油の底に沈んだ唐辛子の活用法を一人ニヤリと見出したのでした。
カバブまたはカバップはいわゆるケバブ、肉の串焼き。ムスリム国なので牛肉は所定の捌き方をしていれば可食肉。このケバブ、今まで食べたナンバーワンの美味しさで、まるで日本の牛タタキの様に中がとろりとしていて極美味! ビールもってこーい!と叫びたくなるがムスリム国なのでそれがないっ。付け合わせはルティ(ふわり焼いた薄パン)にサラッ(千切りきゅうり)。
ベンガリービリヤニその1紹介。ビリヤニはイスラム・インド圏に広がる定番料理で、米をクローブやカルダモンなど香りの強烈な香辛料で炊き上げる料理です。ビリヤニ・2(≫こちら)と違い、カッチ(地元の人は羊と言うがヤギ肉)はヨーグルトや香辛料で美味しく調理し、炊きあがった米に色素で「色むら」を出したものに最後混ぜあわせます。
ベンガリービリヤニその2紹介。ビリヤニはイスラム・インド圏に広がる定番料理で、米をクローブやカルダモンなど香りの強烈な香辛料で炊き上げます。ビリヤニ1(≫こちら)と違い、米を香辛料(クローブやカルダモン)を使って「単色で」炊き、鶏肉(ムルギ)のカレーをどっぷりとかけるスタイルのものもあります。
イスラム圏定番の軽食マルタバック(≫こちら)がムクレイの名で登場~。バングラデシュもイスラム圏ですものね! 練って寝かせた小麦粉をひっぱりながら極薄く広げ、溶き卵を塗り、玉ねぎ青唐辛子炒めをたっぷり入れて包んだ後に揚げたもの。超大きな春巻きを想像してもらえたら食感が近いかな。バングラデシュ定番の料理の付け合わせはサラッ。きゅうりの粗い千切りです。
ポロタは小麦粉を練って薄く円形に延ばしたものを揚げたもの、ダル(豆カレー)やショブジ(野菜カレー)を添えていただきます(写真ではショブジとダルが重なっています)。朝食ではまたマムレット(青唐辛子玉ねぎ入り卵焼き)も定番です。これらはナスタ(朝食など軽い食事)の定番中の定番です。
ゆでたじゃがいもをカレー風味になるようにスパイスで香りつけをしておき、小麦粉を塩水で練った厚めの皮で包んでサクサク揚げにした軽食の定番です。ネパールではこれに類似したものがサモサと呼ばれますが、バングラデシュでサモサと言えば小麦粉の皮が極薄の三角揚げ(≫こんな形)、ちょっと別の食べ物を指すことになります。
餃子の皮のようなものに急激に熱を加えると中の水分が膨張して風船状に揚がります。別途ヒヨコマメや香菜、唐辛子などでマッシュを作り、酢唐辛子水を用意。客の注文が入ったらサクサク風船に指で穴をあけ、豆マッシュを詰めて、酢唐辛子水と一緒にサーヴします。インドやネパールのパニプリと同じ物ですが、パニプリより風船が小さいミニチュア版。美味しいですよ~!
バングラデシュでは良く見る卵スナック。路上で少年が売り歩いています。ゆで卵をくさびに切ってヒヨコマメのトルカリ(いわゆるカレー)で和え、きゅうり玉ねぎ香菜青唐辛子で和えたもの。仕上げの塩味がマッチして、なかなか美味しい。
英語の「バーガー」がきっと語源、もと英領なので大いに納得。バンズにハンバーグやマトンバーグなどをはさんだ、バングラデシュではよく見る庶民の軽食です。
英語ではカード(Curd)、インドではダヒと呼ばれるもの。牛乳から作るヨーグルト状の半固形物を指します。よくあるドイは素焼きの器に入っていて、チーズケーキのように甘くて美味しいんです! はまった~!
バングラデシュでは紅茶は人々の基本的な飲料の1つです。何も言わずに「チャー」と言えばたいていミルクティー(写真左)が登場。生姜と砂糖入りの紅茶(写真右)を出してくれるところも多いです。
東南アジアではおなじみのチキンライスですが、マレーシアではチキンライスを提供する店の比率が他国より高いと思いました。鶏肉をゆで、汁の中で冷まし、切り分け、タレを添えてゆで汁炊きごはんと食べます。写真はマラッカでしか食べられない飯粒(ファンリー、ライスが球状)ですが、通常は皿に普通に盛られたごはんが出てきます(≫こちら参照)。ジューシーな肉が最高!
中国から海を経てマレーシアに辿り着いた福建人の名を冠した麺料理。シンガポール版(≫こちら)は麺2種類を混ぜて使いますが、マレーシア版は黒いソースの海! 麺も1種類(太い小麦麺)です。現地の醤油は日本のほどしょっぱくないので、色は濃くても安心してくださいね。豚肉やエビのダシが絶品の美味しさです。ただし地方により(例:ペナン)また違う福建麺もあります。
豚肉のあばら肉(骨付き)を漢方各種や醤油で煮込んだもので、「茶」の字の通りその最高に旨い煮汁(写真中央)こそ主役。肉(写真左)は唐辛子にんにく醤油につけて食べたり、ごはん(写真右)が進みます。口の中が重くなったら中国茶(写真手前)をひとすすり。シンガポール版(≫こちら)は胡椒が利き複雑な味わいが薄れていた。マレーシア版の方が美味しいと思いました。
ココナッツミルクで炊いたごはんは東南アジア島峡部に広く根付く伝統料理。インドネシアではナシウドゥック(≫こちら)、マレーシア、ブルネイ(≫こちら)、シンガポールではナシルマック(ナシレマックとも)と呼ばれます。ココナッツの香り良いごはんには、きゅうり、サンバル(辛いペースト)、ピーナッツと小魚、ゆで卵が定番の付け合わせです。マレーシアでは「安メシ」の代表格。
一人用土鍋(サーポーまたはガーポー)にごはんを入れ、骨付き鶏チャーシューと生卵を乗せて、甘辛タレをかけて強熱した美味しいアツアツ土鍋飯♪ 言わずもがな日本人の味覚にぴったりの美味しい料理です。魚のから揚げを乗せた鮮魚飯(シェンユーファン)、豚スペアリブ煮を乗せた排骨飯(パイクーファン)と、バリエーション豊かです。
マレーシアの名物麺。米のつるんとした麺をココナッツ仕立てのオレンジ色のスープでいただきます。辛味・旨み(エビや鶏のだしがよく出ている)・甘み(ココナッツミルク)が麗しく重なって、見事な逸品となりました。マレーシアでは地方ごとに少しずつ異なったラクサが食べられます。
ミーゴレンはマレー人(マレーシア人という意味ではなく、インドネシアやブルネイ、シンガポールも含めた広域にまたがるマレー語系言語を母語とする人々)の土台に根付く大事な料理です。ミーは麺、ゴレンは炒める。マレーシアでは中国醤油を使った、ソース焼きそば色の麺料理が普通です。
ミーゴレンや福建麺が「炒める麺」であるのに対し、コロミーは「和える麺」。日本語で和えそばといったほうが、麺のウェットな感じが伝わりやすいでしょうか? 写真のコロミーはゆでた中華麺にソース焼きそば風の味のタレを絡めてワンタンやチャーシュー、ねぎを乗せたもの、とっても美味しかったです。
サテは肉の串焼きのこと。通常は甘辛いピーナッツダレをつけていただきます。マレーシアではムスリムの経営する食堂では鶏肉やヤギ肉のサテが、そうでない人の食堂では豚肉のサテなどが置いてあります。写真は豚サテ、うまかったー。
「チャンプル」とは「盛り合わせ」の意味。食堂に入り「ナシチャンプル」と注文すると、「これとこれと・・・」というように客が好きなおかずを選んでお店の人がごはん(ナシ)の上に盛り付けてくれます。料金体系は「ごはん+肉or魚系おかず○つ+野菜系おかず○つで○リンギット」といったものが多かったです。マレーシアでは「安メシ」の代表格。
ナシゴレンはマレー人(マレーシア人という意味ではなく、インドネシアやブルネイ、シンガポールも含めた広域にまたがるマレー語系言語を母語とする人々)の土台に根付く大事な料理です。ナシはごはん、ゴレンは炒める。インドネシアではサオス(トマト調味料)でマッカッカなナシゴレン(≫こちら)も見ましたが、マレーシアのナシゴレンは中国のチャーハンに近づきましたね。
ブリヤニ(ビリヤニとも)は元来ムスリムの料理で、ムスリムも多数いるインドでは今や全国区の料理。だからマレーシアでも1)ムスリムが多いことと、2)インドからの移民が多いことの両側面からブリヤニが定着したのでしょう。写真はマトンビリヤニ。ごはんはカルダモンやクローブなどの香辛料と共に炊いて色素で色づけし、ヨーグルトで漬け込み羊肉煮込みとあわせてあります。