Now in ラーワルピンディ !



バンコクへの飛行機が込んでいて、飛ぶのは31日。それまで

暇なのでもう少しアフガニスタンの話です。



アフガニスタンで特に心に残ったことの一つが、お茶の招待です。

有料のはずの食堂でもお茶代を払わせてはくれません。（カブールは

払わされましたけど、、、）ゲストにお茶を出すのは当然のもてなし

なんだそうで、歩いていると何度も何度もお茶の誘いがかかりました。

おかげで水筒を持ち歩く習慣が、なくなるほど。家に招待されると

お茶だけでなしに食事も出ます。ジャガイモ畑に昼間通りがかると

おいしいイモフライとパンが当然のようにお茶といっしょに

出されるのでした。



もう一つ不思議だったのが、お金。北部の紙幣と南部の紙幣が、まったく

同じデザインで価値が1対2なこと。見分けかたあるのだけど本当に

良く見ないと分からないし、紙幣ナンバーが違うだけで、そのナンバーを

覚える必要があったりするのです。

そしてパキスタン国境のあたりでは使用通貨はパキスタンルピー。

アフガニーも使えるけど価値が低い、、、。

こんな状況を打開する為に新紙幣が発行され、それがようやく出回り

はじめみんな喜んで、持っていましたが、まだ使っている姿は

ほとんどなかったです。





もちろん戦争で廃虚になった村も車からはたくさん見ましたし、

バーミヤン近郊では実際に遊びに行きもしました。戦車なんて

いくらでもあるし地雷も見ました。

今回の旅は戦争していたところが多いのですが、その傷痕の深さは

完全にアフガンが一番でした。



人々が良い国だけに平和が続いて欲しいと心から思ったものでした。



ではまた。



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MATSUMOTO Kazuto

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