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グアム ヤップ パラオ 2012

グアム、ヤップ、パラオの旅
日記:2012年03月16日(Fri)

ヤップ7日目 ウォロウォ、ファドール、ンガリ、マガチギル、トウォアイ、コロニア

 今日も朝のスクールトラックに便乗、高校まで子供達を送ったあと、そのままレイモンドの故郷であるンガリ村まで送ってもらうことに。途中、景色の良い尾根道を通ったりしながら、島の西南端へ。ンガリの男の家や石貨銀行、学校などに立ち寄った後、最南端にあるマガチギルの集会所前でトラックから降ろしてもらった。リーフ内は海まで私有地であることの多いヤップで珍しく泳いでも良い場所だということで泳いだが、残念ながらそんなにきれいではなかった。ヤップはダイビングで有名な島だが、船でダイビングポイントまで行かないと中々シュノーケルに適した場所はないのだ。
 マガチギルから歩いていると大きな石のお金があった。その家の人は非常に親切にジャングルに点在する石のお金など色々案内してくれた上に、ココ椰子や魚、タロイモなど昼食もご馳走してくれ、感謝。この家の人は自分で獲って来た魚や庭のタロイモ、ココナツなどを普段から食べており、食費は調味料くらいしか買わない伝統的な食で暮らしており、魚を獲るための銛や鳥を獲るためのパチンコなども見せてくれた。といっても原始的な生活を送っているわけではなく、車を持っているし、町に出たときにはインターネットもするという。石貨をたくさん持っている財産家なのだ。
獲れたての魚をごちそうになる
 14時頃学校に戻り、協力隊のK君に合う。石貨銀行などに案内してもらうことになったのだが、スコールが来て彼の家でしばらく話をし、その後、石貨銀行と男の家のある場所に。ここには非常に珍しい2つ穴の石貨がある。それ以外にも大きな石貨が多く、見応えはある。その後、ビーチへ。ヤップのビーチは、それぞれ持ち主が決まっており、勝手に入ると問題になるが、行ったのはK君のホームステイ先のビーチなので問題なし。近くの旧日本軍のトーチカも見学をした。
 17時過ぎにレイモンドが迎えに来て、トラックで戻る。ウォロウォに帰る前にコロニアで買い物。昨夜1週間分のホームステイ代を支払ったのでレイモンドは懐具合が良いのだ。ヤップ人は基本的に給料は2週間に1度の支払いだが、多くの人が1週間以内にお金を使い果たすという。さすが南の島。
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