2003年12月のTop

全独立国訪問達成

　1984年に初めて韓国を訪れてから、19年。2003年2月のパラオ訪問で全独立国訪問を達成です。

　しかし、後1ヶ国となっていた1月にかかとを骨折し、そのまま病院に行ったら旅が終わると、最後は無理に旅を続けました。
　3月に帰国してすぐ医者に診てもらいましたが、治るまで最低でも一年はかかるだろうとのこと。折ってからもうすぐ一年。寒くなって夏よりも痛みが増してますが、腫れは夏よりはましかな。歩かないと運動不足でどんどん体が弱っている気がして情けない日々。

　イラク問題で思うこと
　国際ニュースが、イラク、イラクで明け暮れてますので、旅人の視点で一言。
　どんな争いにも、当事者双方の言い分があり、それが戦争ともなると片方だけが悪いなんて事は一切あり得ないです。たとえば太平洋戦争中に日本軍が現地人を虐殺されたとされるチモールで、日本軍が来ていた数年が一番良い時代だったという老人と普通に旅して会えましたtし、湾岸戦争時に悪の代名詞とされたイラクの「フセイン大統領」が色々なアラブ諸国で英雄でした。(左写真:アルジェリアで売られていたブロマイド写真)
　そう考えると喧嘩両成敗が本来あるべき姿。しかし、歴史を見れば分かる通り、勝てば官軍、悪かったのは敗者側ということになってしまうのが悲しき現実。この現実を踏まえて行動する人々(政治家など)に何か言うのは、旅人としては難しい。
　将来アラブ諸国を旅するかもと思うならば、今すべきことは彼らの立場を理解しようとすること。当事者である米国のフィルターがかかった日本の報道を鵜呑みにせず、できればアルジャジーラやアルアラビーアのニュースに注目してみましょう。これはインターネット社会にtなったからこそ出来ること。
なんちゃって最近の私はメールのみ、一日数分しかネット接続しておらずニュースサイトは久しく…