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2019 サウジアラビア

自由な旅が解禁になったサウジアラビアへ
日記:2019年12月23日(Mon)

29日目 バトハ-ドバイ-

 バトハの食事休憩を終えて、国境へ。来る時は大勢の人々で賑やかだった国境だが、ほとんど人がおらずガランとしている。並ぶどころではなく、休んでいた係官の準備が出来るのを待つくらい人がいないのだ。あっさり出国審査が終了する。出国時にも税関審査があると聞いていたが、それもなし。あっけなくサウジアラビアを出国してしまった。
 アラブ首長国連邦への入国もあっさりと終了した。来る時の混雑は何だったのだろう?
 アブダビの近くで夜明け前の礼拝休憩。そしてドバイへ。ドバイ到着は朝の8時前、予定よりも1時間ほど遅かった。ドバイ出発は深夜1時過ぎなので、これから17時間もある。しかし、土産で来る時よりも荷物が多いこともあり、朝食だけとって空港に向かおうと思う。しかし、これといって良さそうな食堂が見つからず、食べないまま空港へ行くメトロ駅に着いてしまった。散歩がてらメトロ一駅分歩くことにし、その途中にあったパキスタン料理店で朝食をとる。
19/12/23 13:30:30
 食事をしたら元気になり、少し観光しようと運河沿いの道に出た。運河沿いには観光客用の船がたくさん並んでいる。この辺りを歩くのは10年振りくらいなので、景色は随分と変わっている
19/12/23 14:21:04
 対岸にあるオールドスークの辺りだけ拡大すると昔の記憶通りだが、頻繁に行き来していた渡し船が無くなっているのが気になった。
19/12/23 14:21:48
 渡し船の乗り場に行くと、アブラと呼ばれる渡し船は今も存続していたが、伝統的な船ではなくなり、どこにでも見られるような小舟に置き換えられていた。しかも次々と満員で出発していたのに、今は観光客がチラホラ来るだけ。出発時間が決められた観光用渡し船になってしまっており、がっかりした。
19/12/23 15:09:30
 木造の交易船が着く船溜まりは、以前とそう雰囲気は変わっておらず、活気がある。
19/12/23 16:31:50
 荷役の人々などが休息するカフェも昔の面影を残しており、良い感じ。休んでいる人々の多くはパキスタン人で、アフガニスタン人やソマリア人もいる。ここで我々もお茶を飲む。
19/12/23 17:17:28
 貨物船の人々と話をする。この辺りの船はイランから来ているそうだ。
19/12/23 17:28:58
 元気なので、来る時と同様に歩いて空港に戻ることにした。途中のレストランで昼食をとる。UAEのお金を使い切りたいので、メニューを先に見て、食べるものを決めてから席に着いた。鶏料理と野菜料理なら2人分注文できたが、サウジと同じ感覚でいたので、高めの羊肉料理一皿だけ注文をする。しかしここはUAE、サウジと違って一皿だと米の量は一人分しかない。味は美味しかったので余計にもう少し食べたいと思ってしまった。
19/12/23 18:14:56
 隣の席の人と仲良くなって話をする。これがサウジアラビアなら、一緒に食べろと勧められるのだが、UAEだとそんなこともなし。サウジアラビアでは本当に色々親切にしてもらってたなあと改めて思った。
19/12/23 18:25:40
 13時半頃に空港到着。残念ながらカウンターで手続きせねば出国手続きが出来ないシステムだ。カウンターが開くまで8時間以上待たねばならない。幸い電源のとれる場所に座れたので、時間まではひたすらパソコンに向かい、日記を書いたり、写真の整理をしたりして過ごす。
 22時過ぎにカウンターで搭乗券をもらい、出国手続き。後はもう飛行機に乗って帰るのみ。
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