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寒仕込み本番!

大寒の頃にお味噌を仕込むので“寒仕込み”と言うのだそう。
休日を使って一日かがりで頑張ります。

【決定レシピ】

  コウジ歩合 大豆
(乾重量)
コウジ
(湿重量)
塩切りに
使う食塩量
製品食塩
最終濃度
米味噌 12.5分 1.2kg 1.5kg 0.45kg 11%
麦味噌 15分 1.2kg 1.8kg 0.42kg 11%
※コウジ歩合=(コウジ重量÷大豆重量)×10

数日前に、コウジの塩切りを済ませておきましょう.



【大豆、やわらかくな〜れ】

用意するもの:鍋、ボウル、大豆、ビタミンC

成城石井で買った、無農薬表示のある鶴の子大豆。
美味しそうなので、予備も買っちゃった^^
2人暮らしなので大きなお鍋がないのです。
お菓子作り用のボウルもフル可動。
米味噌用と、麦味噌用の2つ分あります。
このまま大豆を一晩吸水。
水は、ビタミンCを入れて残留塩素を除去したものを。

↓翌日↓


せっけっきゅう〜
 
 
 
まず米味噌用から煮上げました。

圧力鍋は味を損ねるので使わず、弱火でことこと4時間。
(換気をしないと結露が出るので注意)
親指と小指ですっとつぶれて赤血球の形になればOK。



【大豆をつぶしてコウジと混ぜる】

大豆を煮ている間に準備をします。

用意するもの:
フードカッター、すりばちすりこぎ、ボウル、ザル、お玉、ゴムベラ、
  計量カップ、はかり、電卓、タッパ、漬物用ビニール袋

煮上がった大豆をさっと水切りし、
熱いうちにフードカッターでつぶします。
ゆで汁は“種水”として取っておきます。
手動式のカッターなら、5秒でこんなに!
温かいうちに、ごりごりつぶします。
「最初から粒を残そうとしたらダメよ」という伯母の教えどおりに。
ちゃんとつぶすつもりがそうでもない、というくらいにしないと、
大豆とコウジが十分に接触できなくなってしまうらしい。
左奥がつぶした大豆。右奥が米コウジ。
カップの中には“種水”。これは多くても少なくてもダメなので、
大豆の10%、すなわち120mLを目安に使います。

大豆がつぶれたそばから、一握りずつコウジと混ぜていきます。
大豆とコウジが混ざったら、もう一度全体を混ぜます。
種水を加えながら、全体が均一になるように願いながら…。
『仕込みの前に米コウジをつぶした方が、味がまろやかになるのよ』
とは、彼の母の教えです。
全体をもういちどゴリゴリゴリ。

(麦コウジは硬くてつぶれないので省略)
野球ボールくらいの大きさにまとめたら、味噌だまの重さを量ります。
そしたらタッパに投げつけるように入れていきます。

味噌だまを作って→重さを量って→タッパに投げつけて…の繰り返し。
タッパには予め漬け物用の袋を入れてあります。
ある程度味噌だまを投げつけたら、ぎゅっぎゅっと押して空気を抜きます。

味噌だまを投げ入れ→空気抜き…の繰り返し。
最後は表面をきれいに平らにしました。


:::: 味噌だまの重さを量るわけ ::::

・表面にカビが生えないように、フタ塩をします。ただ、最終塩分量は11〜12%を目安にしたいので、
現時点での正確な味噌重量を知っていたら便利です。
・最初から塩分を多くしたら取り返しがつかない…ので、計画的に。

●米味噌の場合・計算例●
・味噌だまの合計重量4.746kg、ここに既に塩切りの塩分0.45kgが含まれています。
・追加食塩量をNとおくと、(0.45+N)÷(4.746+N)=0.11より、
 追加食塩量は81gとなりました。
・今回の仕込みに50g使い、残りは天地返し(春と夏に一度ずつひっくり返します)に使う予定。

●麦味噌の場合●
・味噌だま5.079kg(塩切り塩分0.42kgを含む)。
・(0.42+N)÷(5.079+N)=0.11より、追加食塩量は156g
・今回の仕込みに100g、残りは天地返し時に。



【最後の仕込み☆】
用意するもの
  塩、ヒモ、ダンボール、はさみ、重石
  ケーキとお茶セット♪

塩をふっている途中の写真です。
周囲を多めにするのが秘訣で、あとは全体的にうっすらと。
スプーンを使うと、上手にできます。
ラップをびっちり敷きます。
三枚重ねにして、すみまでびっちり敷きました。
ビニールから空気を抜いて口をヒモで閉じました。
ただ、完全に密封してしまうと美味しいお味噌ができないんだそうです。
袋にシールを貼り、その上から針で小さな穴を1箇所あけました。
醗酵で出てきた悪いガス抜きの目的と、
ごく少量の酸素がないと醗酵が上手にいかないそうです(伯母の教え)。
ダンボールを切って落し蓋のようにし、ビニールにいれた石を乗せました。
フタをします。このとき日付などを書いたラベルをつけました。
ラベルをつるすヒモがタッパの中まで入っています。
こうすれば、タッパとフタの間にわずかな隙間ができ、完全密封を防げます。
お味噌って、酸素があると上手く作れないんだけど…微妙なんですね
これを北向きの寒い部屋の、暗いところに置きました。
さあ、これが大事♪♪

お味噌をつぶしたり混ぜたり…ちから仕事が多かったお味噌作り。
甘いおやつで、お疲れ様〜♪♪




【私ならではの注意点】
水道水はビタミンCで残留塩素を除去します。目安は1Lにミミカキ1杯分。
大豆は無農薬と明記してあるものを買いました(彼の母はここで数種類をブレンドしているとか)。
種水を多く入れない。仕込み時には固いお味噌も、必ず柔らかくなる。
 (固いものをゆるくすることはいつでもできるけど逆はできないから…伯母の教え)
塩を多く入れない。
 (しょっぱくなったものを減塩することはできないから…)
大豆とコウジを混ぜる時、大豆が熱いとコウジが死ぬので、人肌の温度を厳守!!
お味噌作りは酸素の要らない醗酵です。タッパ内の空気の影響を受けないよう、ビニール袋推奨。
完全に密封するのもよくないので、ビニールに1箇所だけ針で穴あけを。

各家庭ならではのやり方はいろいろ。でも「美味しければそれが正解」!