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2020 マカロネシア&UK
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カナリア諸島、マデイラ諸島、アゾレス諸島、ブリテン島
2日目 福岡-仁川-ロンドン-ホーリー
新型コロナウイルスの影響で、マスクせずに咳をしていた乗客が他の乗客とトラブルになったというニュースが流れていた福岡市地下鉄で空港に行かねばならない。混雑を避けるべく、早朝の空いている時間に宿を出て空港に向かう。我々も昨日福岡県に入って以降はマスクをしているが、乗客のほぼすべてがマスクをしているのは壮観だ。
早朝でもラウンジで休めると思っていたのに、福岡空港の国際線は出発時間の2時間15分前にならないと出国手続きが出来なかった。国内線の方に戻れば手続き前のラウンジもあるが、戻るのは面倒なのでベンチで時間を潰す。
8時15分に出国手続き。そしてラウンジへ。改装で新しくできたラウンジなので入るのは初めて。狭くてコンセントがない場所もあるのにはがっかり。今時作るならコンセントはもっと充実させればよいのに・・・。早めの出国をさせないので客の回転は良く、狭くても混みはしなかった。
10時半の大韓航空機で出発する。ソウルまではすぐだが、サービスはまずまず。ソウルは1時間の乗継で、すぐにロンドン行きの機内へ。韓国では日本で以上に新型コロナウイルスが問題になっているためか、空席が目立つ。
ランチは人気だというビビンバを選ぶ。自分で混ぜるスタイルで、「なにこれ?」って思ったが、味はビビンバで、まずまず。いつも長距離フライトでは日本映画を見るが、大韓航空は2本しかない。12時間のフライトなので半分も行かないうちに見終わってしまう。仕方ないので、後半はハリウッド映画を見て過ごす。ここで頑張って起きていて、着いたらすぐに寝れば時差ぼけになり難いのだ。食事は2回だろうと思っていたが、2回のまともな食事以外に、ピザやおにぎりの軽食も出た。
到着の前に全乗客の検温。こめかみに検温器を当てて熱を測る。
ワインの飲み過ぎで顔がほてっていたせいか、私は37.3度あった。37.5度あると入国できないそうで、咳があるかとか薬は飲んでいるかとかの問診を私だけ受ける。入国時に少しでも熱が上がると入国できないのかと思うと憂鬱になり、この後はずっと落ち込んでいた。
ロンドンに到着し、ドキドキしながら入国審査へ。検疫で引っかかったらどうしようかと思っていたが、検疫らしきところは気も付かず、素通り。入国審査も機械式であっさり完了。無事に入国できてほっとした。
今夜の宿はガトウィック空港近くのホーリーというところに予約した。まずは市バスでクロイドンに向かう。このX26番はロンドン市バスでは最長距離を走る路線で、約90分間乗車していた。
そして鉄道に乗り換え、ホーリーへ。
宿に着いたのは21時前。時差が9時間あるので、日本時間ではすでに朝6時だ。時差ぼけにならぬようすぐに寝る。