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ロシア、ボルガ&ウラル周遊
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ロシア・沿ヴォルガ管区&ウラル管区32日の旅、ロシア内6共和国訪問
自宅-三隅-大阪-難波-関空
豪雨で自宅への道路が崩れ、通れなくなって1週間、車をずっと知人の土地に置かしてもらったままにしていた。前夜にやっと仮復旧し、車を自宅に戻すことができたので一安心。これで心置きなく旅に出られる。
家を出る時にまた雨が降ってきた。歩いて10分ほどのバス停に着いた時には、体中がびしょ濡れになってしまうほどの大雨だ。崩れが大きくならないか心配だが、工事の人が入っているので大丈夫だろう。路線バスの本数は少なく、大阪行きの高速バスに乗るには、乗り換え時に1時間以上の待ち時間がある。バス停には雨避けもなく、近くの家の軒先で雨宿り。豪雨の中で、阪神淡路大震災の後のことを思い出していた。あの時、被災後の1週間は片づけに没頭したが、それだけで旅立った。当時も鉄道が復旧しなければ中止だと覚悟していたのに、最終リミットの日に復旧。今回も車を長期間放置できないので家に戻せなければ・・・と考えていたリミットに復旧だ。
初めて乗る大阪行き高速バスは快適である。各座席にコンセントがあるのはありがたい。高速バスは休憩時間で時間を調節すると思っていたが、このバスには停車するサービスエリアの時刻まで印刷物で表示されている。最初の休憩は広島県にあるサービスエリア。ツバメの巣があるが、よくあるのと違う形で入り口が狭い。ツバメの種類が違うのだ。
次の岡山県のサービスエリアでもツバメの巣があり、ここはうちに来ていたのと同じ普通のツバメ。ひなはもう大きく、巣立ち寸前だ。
17時台に大阪駅着。乗り換えのない高速バスは快適そのものだった。大阪からは、地下鉄と南海の乗り継ぎ切符で空港に向かう。関空へは、JRかバスで行くことが多く、南海で行くのは初めてかもしれない。難波乗り換えとなるので、難波で夕食。フライトは明日朝なので今夜は空港泊まりだ。関空は空港泊がしやすいので有名な空港で、なんと宿泊者用の毛布まで貸してくれる。前から一度は泊まりたいとな思っていた。
飛行機の予約をした時は夜行バスで行けば余裕で間に合うと思っていたのに、実は間に合わないことが判明。出発がほぼ一日早くなるのは困ったが、この環境なら空港泊の方が楽で良かった。帰りも夜行バスに乗れるかどうか時間的に心配で、予約を躊躇していたが、これなら夜行バスよりも空港泊をして朝のバスで良い。決まったので、空港で帰りの高速バスを到着翌日朝ので予約した。お盆の為か、早割チケットがなく、少々値段は高いが仕方なし。