南ロシア、クリミア&南オセチアの旅

南オセチア共和国に行けるか?

 事実上の独立国である南オセチア共和国が今回の旅の目的地の一つだ。国連加盟国で南オセチアの独立を承認しているのは、4ヶ国のみ。そのうちの一つが先日訪問したナウル。ナウル独立50周年の式典にはちゃんと南オセチアの代表も参加しており、これで訪れてみたくなったのだ。
 しかし、同様にグルジアから実質独立を果たしているアブハジア共和国には大勢の旅人が訪れているのに比べ、南オセチア共和国に訪問した記録はほとんど見当たらない。グルジア側からでも手続きを踏めば訪問できるアブハジアとは違って、南オセチアはロシア側からしか今は入国はできない。ロシア側からならバスも走っているが、外国人はバスに乗ることは許されておらず、我々が入国には事前に手配をすべて済ませねばならない。ソビエト時代と同じようであるが、システムができていないので手配が困難なのだ。
 政府に問い合わせると旅行者受入ライセンスのある3つの会社を紹介された。3社だけなのですべてに連絡を取り、対応の良かった1つに絞って手続きを早くから進めてきた。パスポートコピーや予定日などはずっと前に送付済み。ところが今日になって政府の許可が間に合わないから6月の予定を7月に変えられないかと打診が来た。もうこちらは出発直前で、ロシアビザもとっているのに変えられるはずはない。間に合うという返信もないまま許可が下りるのに期待しつつ、旅立つことになってしまった。うーん、無理なのか・・・。ダメならダメと言ってもらったらロシア内の計画を変えられるが、そうもいかない。まったく困ったものだ。