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ビタミンの摂りすぎ

はじめに サプリメントやドリンクといった形で、私達が手軽に摂取できるようになったビタミン類。このビタミン類のうち、『摂りすぎはよくない』ものを紹介します。

摂取量 許容上限摂取量を調べました(カッコ内は、代表的副作用)。
ビタミンA:4000IU(頭蓋内圧亢進、脱毛など)
ビタミンD:2000IU(高カルシウム血症など)
ビタミンE:600mg(血液凝固能異常)
ビタミンK:30000μg(毒性、としか記載されていない)
ナイアシン:33mg(皮膚発赤、消化管障害、肝障害)
ビタミンB
:100mg(末梢性感覚性神経症、知覚神経障害)
葉酸:1mg(記載なし)

感想 あまり副作用について細かく言及しませんでした。要は、栄養はきちんと食事で摂ること。これができれば、そもそも過剰症を気にしなくても済むようになります。
しかし、『何だって摂りすぎはよくない』とか、『水溶性ビタミンはいくら摂っても大丈夫』というレベルから一歩前進して、摂りすぎても大丈夫なものとそうでないものを知り分けているだけでも、なかなかよいもんです。

リファレンス ・第六次改定、日本人の栄養所要量食事摂取基準
・日本医薬品集2000、第23版、じほう

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最終記載日:2003年9月19日

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