アブ・シンベル神殿は、エジプト南部スーダンとの国境近くにあるヌビア遺跡。
アスワン・ハイ・ダムの建設計画により、水没の危機にあったためが、ユネスコが1964年から4年をかけ、約60m上方の丘へ分割移転させた。元は岩山を掘りぬいた遺跡だったために、コンクリート製のドームで遺跡を覆い、その上に石を積み自然の丘に見せかけている。
アブシンベル大神殿

アブシンベル小神殿

アブシンベル移築で作られた神殿を覆う丘

ナセル湖から見たアブシンベル神殿 1994

ナセル湖から見たアブシンベル神殿 2011

エジプト→スーダン方向(2011)だと早朝に見えるので順光、スーダンから(1994)だと夕方なので逆光となる。