バダフシャーン州は、アフガニスタン北東端にある州で、タジキスタン、中国、パキスタンに接している。
イシュコシムは、バダフシャーン州東部にある町で、タジキスタンとの国境の町。パミール高原の山間で陸の孤島となっており、2011年の訪問当時はアフガニスタンで最も安全な町と言われていた。内戦の激しかった時代にも戦闘にはならなかった。
美しいパミール高原地帯であるこの地域のトレッキングは欧米人に人気で、ツアー客も時々訪れている。
いちめんのなのはな
(「いちめんのなのはな」を繰り返す山村暮鳥の詩を思い出しつつ歩いた)

雪山のよく見える場所を目指し歩く

イシュコシムの谷を外れると、草原が広がり、牛の放牧に村人が来ている

さらに谷を外れると乾燥度が増す。雨が少ない地域で、緑は基本的に川の水が来る近くのみ

国境の川と対岸タジキスタン側のイシュコシム村

ワハン地区の最初の村:ワハンに入ったこの村でトレッキング道はイシュコシムからの車道に合流する

パンジ川:タジキスタンとの国境をなすこの川は急流で、この辺りではまだ泳いで越えるのは難しそうだし、川沿いの緑も少ない。

パンジ側沿いの車道:疲れたので帰りは車に乗せてもらおうと車道を歩く。1台目でヒッチハイク成功。
