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アフガニスタン>2011年07月01日(Fri)
★イシュコシム
:: 旅1511日め : 世界旅227ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ232ヶ国め ::

■和人の発熱
昨日から何度か嘔吐を繰り返している和人は、朝から熱を出しています。朝食のとき、和人は、「緑茶」を飲んだ程度で、ほかのものは食べませんでした。午前中は、あづさが看病を兼ねて一緒に部屋にいることにしました。

「おでかけしておいでよ」って言われますけれど、昨日のアフガニスタンの体験の数々が強烈すぎて、今も感動で胸がいっぱいです。部屋にいても心はその感動に浸っていて、満足できている。

でも、ずっと部屋にいるのも確かにもったいない。和人が何回目かに言った「おでかけしてきてよ」という言葉でやっと動きました。あまり遠出する気分ではないので・・・となると、昨日、一昨日と遊びに行っているシャイモちゃんの家がいいかな? シャイモは学校に行っていて不在でしたが、家族が喜んでくれて、泥壁造りの、典型的なアフガン住居の中を、あづさに喜んで案内してくれたのです。

更にシャイモの妹が近所を案内してくれるようで、一緒に歩いていくと・・・



  そこには感動体験が待っていた!!!



屋根の上が賑やかだと思ったら、なんと、牛舎から粘土化したブロックを切り出し、ハシゴから天井の穴を通して直接屋上へ手渡し。屋上では子供や女性がその牛糞ブロックをタイル状に並べて「乾燥牛糞」を作っているのです!! 乾燥牛糞は絶好の燃料になり、台所で使われるのです。

すごいな~、壮観だな~。

牛と共に生きる人々にとって、糞を利用することは当たり前のこと。草食動物の糞だからか臭くなく、そしてよく燃える。だからこそ、大人も子供も「泥遊び」をする感覚でせっせと牛糞を切り出し、運んでいます。

いったんお昼の時間に宿に戻りました。和人の体調は悪く、昼食は「スイカ」をかじった程度でした。


和人の希望で、午後再びあづさは外出しました。

牛糞作業はこれまたすごいことになっていました。先ほどは、既に牛に踏まれて「粘土化」したブロックの切り出しでしたが、今度は、粘土になっていない「泥状の糞」の作業です。

泥状といったって、ドロじゃなくて、うんち。糞だ糞。牛舎の中から糞をスコップで中庭に出します。別の牛舎には水が入っていますが、まだ放水はせきとめられています。糞を中庭に出し、中央をくぼませ、端を堤防のように盛り上げたら、放水開始!! 中央のくぼみにみるみる水がたまっていき、うんちのプールになると、子供たちが登場して「ワアアアアア!!」と歓声上げてうんちプールに突撃! 子供をそこで足踏みさせて遊ばせることで、水と糞を混ぜて、うんちクリームwを作っていくのです。あづさは飛び跳ねの被害がないよう、塀に登ってその様子を撮影。クリームが柔らかければ牛舎から糞追加、硬ければ別の牛舎から再び放水。いやはや、すごい光景です。

アフガニスタン

大人も子供もうんちまみれで頑張る!の図。
写真だとどう見ても泥まみれにしか見えないから、ここで「糞だ、うんちだ!」と連呼しないと、この光景のすごさが伝わりにくそうだ(^^;;;;;;;


いったんその現場を離れて、いつもと違うショートカットの道でバザールを目指すと、男性1人が、廃車の戦車が転がる広場でヤギを解体。初日に食事をとったチップスホナ(食堂)に遊びに行くと、ああお店にはどんどん男性客が入り込んできて満員御礼商売大繁盛(笑) こういうの、イスラム国の典型である気がします。あづさは特に何も注文しないでお茶をいただいていましたが、何人もの客があづさに別途食事を出してくれるものですから、あらやだ、食べ過ぎてしまいました(^^ゞ おまけにお店の人もあづさに食事を出してくれます。でもお店からしたら、客の満員御礼により十分今日は儲けたはず!


さて、昨日の日記に「ゼボックについては後日の日記に登場します。」と書きました。

折角アフガニスタンに来たのだし、出来るならば、イシュコシム地域以外の場所にも行きたいと強く思っています。でも1人で乗り合いタクシーに乗るわけではなく、今日はその、ちょっと関心があるゼボック方面へ向けて、1、2kmでも歩いてみようかなと思いました。そして歩き始めてたった50mで、車に乗ったポリオくん登場! 1、2km計画の散策はあっという間に終了(苦笑) ポリオがドライブに連れていってくれたのはイシュコシムの中だけだったからです。うーん残念だわ。でも面白かったからいいんだけど。ポリオとはバザールの中心でお別れして、あづさは宿に戻ることにしました。

そして宿の前で再びポリオ登場!! ナンなんだ~~。別にあづさがこの宿に泊まっていることを知っていた訳ではなく、たまたま宿の斜め向かいに伯母さんが住んでいて、伯母さんが親戚の家に行くのを手伝うために車を出していたところなんですって。彼も笑って「一緒に行く?」と言い、伯母さんたちもオイデオイデしてくれるので、お誘いに乗って、同乗することにしました。

行き先はスコモン村というところ。これが実に先ほどあづさが「1、2kmでも歩いてみよう」と思ったまさにその道を進んだところにある村なのです。イシュコシムから4、5kmは進んだところにあり、結果としてあづさの「脱・イシュコシム中心部計画」は見事大成功となったのでした(^_^)V


家の中にはきらびやかなペルシャ服を着た美しい女性。アフガンスタイル住居はモダンで素敵ですし、何よりも、高級なアフガンじゅうたん(ペルシャじゅうたん)が家のすみずみまで敷き詰められています。タジク人のおもてなしの1つ「パーイ」(ヨーグルト)を皆でいただきながら、あづさはその「美しいペルシャの世界」に埋没していました。

幸い、30分も会談したら皆帰宅するとのことで、あづさも遅くならない時刻に宿に戻ることができました。


でも、和人の熱が、40℃あった。
朝よりも2℃以上も上がり、頻回の下痢で苦しんでいたのです。

薬を1つ。シプロフロキサシン。「いつもそればっか」って言われそうですけれど、下痢や膀胱炎や腸管感染など、旅人の罹患しやすい病状の多くに効く上副作用も少なく、世界どの国でも安く手に入る良い薬なのです。宿に泊まっているツアーグループのガイドと話をして、「この町には病院があって検査ができるから」という勧めもあり、タクシーを呼んでもらって病院へ。病院に着いたら、薬が効いたのか、熱は38.5℃まで下がっていました。

あづさはすでに、この2、3日の体調の変化を時系列で、英語で1枚の紙に書いていましたので、それを見せれば最短時間で医師問診が完了します。医師によると、「朝飲んだ緑茶と、昼のスイカだな。これはアフガンでは危険な組み合わせなんだ、原因はソレだっ!」

 ・・・ (° ω °) アヒャ?

そっか、アフガニスタンにも「鰻と梅干し」なる食べ合わせがあったのか・・・。ともあれ高熱と下痢が続いて脱水が懸念されるため、乳酸リンゲル1L輸液開始。それが終わって、宿に荷物もあるから帰っても良かったのですが、「なんでー、泊まってけばいいじゃん!」と医師に言ってもらえ、しかもベッド代から診療費、食事代も全て無料とのことで、あづさも付き添いで一緒に泊まっていくことにしました。宿の水は用水路の汲み水ですが、病院はきれいな水道水があり、衛生環境が良いと思ったからです。


なお、教授回診の際の教授医師のコメントでは、スイカや茶の話題にはならず、「多分腸管感染だと思う」という話でした。
本日の旅
行動 :イシュコシム観光、病院へ
朝食 :ノン(薄いパン)、トホマ(ゆで卵)、マロイ(クリーム)、アサル(はちみつ)、コーヒー/宿
昼食 :シールブリンチ(ミルク塩粥)、モイー(ツナ缶炒め)、チップス(フライドポテト)、ペプシ、ファンタオレンジ、タルブーズ(スイカ)/宿
夕食 :コルマ(豆のトマト玉ねぎ煮込み)、ノン、チョイ(お茶)、リピョーシカ(タジキスタンの円盤パン)、チョコリト(アメ)/病院当直室
宿泊 :クリニック
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旅情報
1アフガニー=2円

*アフガニスタンの民族プロファイル
アフガニスタンにはおよそ20もの民族がいると言われている。なお紛争期間が長いため総人口すら分からない状態なので、出展によって数値はかなり異なる。
1)パシュトゥーン人 40~60% ペルシャ系?
2)タジク人 30% ペルシャ系
3)ハザラ人 10% モンゴル系だがシーア派であるためイランペルシャとの関係が深い。
4)ウズベク人 10% トルコ系
5)その他

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