2人の世界旅 日々の記録

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アラブ首長国連邦>2009年02月01日(Sun)
ドバイ
:: 旅633日め : 世界旅91ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ110ヶ国め ::

■偉大な旅人の夢の跡
「イブン・バットゥータ」って知ってます? 私たちが尊敬する旅人です。
会ったこと? ないですよ^^

Wikipediaの文章から引用しますと、(≫こちら

「モロッコのイスラム法学者、旅行家。1325年世界旅行に出発し、エジプト、メッカ巡礼、イラン、シリア、アナトリア半島、黒海、キプチャク・ハン国、中央アジア、インド、スマトラ、ジャワを経て中国に達し、泉州・大都を訪問したとされる。1349年故郷に帰還したのちも、さらにアンダルシアとサハラを旅し、1354年にフェスに帰った。1355年に完成された旅行記(通称「イブン=バットゥータの大旅行記」、「三大陸周遊記」)は19世紀にヨーロッパに紹介され、各国語に翻訳されて広く読まれた。」

とのことです。「大旅行記」や「三大陸周遊記」は日本語書籍にもなっています。

三大陸周遊記三大陸周遊記
中公文庫BIBLIO

大旅行記大旅行記
東洋文庫

14世紀・・・すごい昔。バスや飛行機なんてないのに、大陸をまたがって大旅行をしたなんて、想像するととってもすごい! 壮大な距離を移動した様子を想像するほどに、うらやましささえ感じるのです。

で、その偉大な旅人をモチーフにした巨大ショッピングモールがドバイにあります。
その名も「イブン・バットゥータモール」。

さて、久々に何でも手に入る大都会に来たので、日用品の買出しも含めてショッピング♪ っていう気分で「イブン・バットゥータモール」へやってきました。

     (ここまでの前置き長っ!) ( ̄. ̄) ボソッ

ショッピングモールは、エジプト館、チュニジア館、中国館、インド館、ペルシャ館といったように、館ごとにテーマをもたせています。館内装飾の違いから、館が変わると本当、違う国に来たような気持ちになれます。何よりも、偉大な旅人の軌跡紹介や所持品展示、渡航した地域の歴史展示を含め、目で楽しめる展示物がいっぱいあり、博物館のようでもあります。

イブン・バットゥータモール

写真とは異なり、さしずめ「旅博物館」といった真面目な展示もありました。あづさの目でだってもちろん楽しめるところですが、ここでは特に和人が釘付けになっておりまして、あづさは最初は良いものの後半には暇になってしまい、一人でぷらっとインテリアショップやキッチン雑貨店に入ってしまった、笑。

お買い物はというと、館内のスーパーマーケットでサモサ(ひき肉炒めが入った三角揚げ春巻きみたいなもの)を買っただけ。すっかり今日の一日は、「旅博物館」で楽しんだ一日となりました。

夜に入ったパキスタン料理店で、ぼったくりに気づいたため、ハッピーハッピーな一日で終われなかったのが残念(>_<)
本日の旅
行動 :イブン・バットゥータモール観光
朝食 :なし(なんとなく)
昼食 :ホブス(アラブの薄パン)、サラダ(キャベツときゅうり)、ショルバ(スープのこと、パスタ入りスパイススープ)、Chicken biryani(チキンビリヤニ、2色ライスをパラリと仕上げたピラフ風のものに鶏の炙り焼き)、モイシール(魚のカレー)、ごはん/ドバイの食堂
夕食 :シシケバブ、ホブス、ホダラ(トマトきゅうりレタス玉ねぎの生野菜盛り)、ダール(豆のクミンカレー)、サブジ(オクラのカレー)/ドバイの食堂
宿泊 :アルミタリアゲストハウスAL MITHALIAH GUEST HOUSE

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旅情報
1ディルハム=25.1円

*ドバイの安飯
アジア系住民が多いドバイ(なんとUAE国民は人口の2割しか占めない・・・それだけ海外からの労働者が多い国なのです)では、パキスタン料理やバングラディシュ料理などの安飯屋が多い。インド料理の安食堂なら、カレーの汁部分やごはんはおかわりし放題という仕組みになっており、安くてお腹いっぱいになれて幸せ。表通りに面するよりも細い路地を奥まったところにあることも多く、また普通の食堂の感覚よりもずっと狭い店が多いので、明るい時間帯に是非探してみよう。ちなみに日記本文に書いたぼったくり店はゴールドスーク西ゲートすぐそば、通りに面しているので分かりやすい。緑の国旗が目印。