2人の世界旅 日々の記録

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アルゼンチン>2010年03月15日(Mon)
プンタアレーナス→リオキーン→アルゼンチン側国境→(→カストロ行き夜行バス)
:: 旅1040日め : 世界旅181ヶ国め : 和人236ヶ国め : あづさ193ヶ国め ::

■チリ北上の長距離バス移動
今日から大移動の始まりです。チリの大地震のため、フォークランドへ渡航するのが一週間遅れてしまった分、チリの観光を1週間も削らざるを得なくなりました。とりあえず南米大陸最南部のプンタアレーナスPunta Arenasから首都サンチアゴSantiagoへは、陸路では1日やそこらでは着かないので、その間にある世界遺産のチロエChiloe島で1泊します。

朝9時半にバスが出発して、お昼頃よりアルゼンチン国内を走行します。夜中もずっとアルゼンチン国内を走っていました。

到着は明日の夜ですから、丸2日に近いバス移動です。長いですね。

地図を見れば分かりますが、氷河地形に富むチリ南部は海岸線が入り組んでいて、良好な陸路移動ができる道がないのです。だからこうしていったんアルゼンチンに入り、アルゼンチン内を北上するのです。

ただ困ったことがあって、チリ-アルゼンチン間の規約で、「チリで積んだ荷物はアルゼンチンでは開封してはならない」らしく、バスに乗った後、急に薬が必要になったあづさは、バスの乗務員に頼んでも、預け荷物を出させてもらえませんでした。前、アルメニアからトルコにかけて旅していたときに急性膀胱炎になっていますが、あれが再発したんです。びっくり。反復性があることは知っていますが、こんな、薬が取り出せないところで発症しないでほしい・・・。

薬も飲まずに放っておくわけですから、当然症状はどんどん悪化します。頻尿と排尿痛から、夜には明らかな血尿になってしまいました。バスが再びチリ国内に戻る明日を待ちながら、夜中も休みなく耐えていたのでした。

バスは景勝地を、走り続けていきます。

アルゼンチン

和人はいっぱい写真を撮っていましたが、あづさは闘病中につきほとんど記憶なし。
本日の旅
行動 :プンタアレーナスからカストロ行き夜行バスに乗る、チリ出国、アルゼンチン入国
朝食 :Pan Hallulla(パンアユヤ、丸くて固いパン)、カフェオレ、Manjar(マンハール、アルゼンチンのドゥルセデレチェと同じもの)、あんずマーマレード/宿
昼食 :マンハールサンド、コーヒー/バス車内
夕食 :Miranesa de carne(ミラネッサデカルネ、牛肉のカツレツ)、papas fritas(パパスフリータス、フライドポテト)、arroz(アロース、ごはん)、pan(パン)/カレタオリビアの食堂
宿泊 :カストロ行き夜行バス
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旅情報
1ペソ=0.18円

*プンタアレーナスからカストロへの移動
Bus-Sur社を利用。片道1人35000ペソ(6000円以上)。プンタアレーナスを朝9時に出てチロエ島のカストロには翌日夜9時着、所要36時間。アルゼンチン国内を走行するので国境を2度通過する。食べ物の持ち込みなど注意。またアルゼンチン国内走行中はチリで預けた荷物を取り出すことはできない。必要なものは車内手荷物へ。