2人の世界旅 日々の記録

■仏教寺院ボロブドゥール
朝起きて、早速お宿を移りましょう♪　世界遺産の遺跡敷地内にある素敵宿「マノハラManohara」が待っていますよ～。昨日下見をさせてもらった部屋よりも、結局はきれいで良い部屋に入ることができました。角部屋だし採光明るいし、嬉しいです♪

ウェルカムドリンクは、ヤシ砂糖とレモングラスを入れてお湯を注いだ、レモングラスティー♪　美味しいな～！

さて、素敵なお部屋には、ティー＆コーヒーセットに、ボロブドゥール遺跡の写真集までも常備されていて、居心地完璧です。なんと雨が降ってきましたよ。「お部屋を楽しんでくださいね」とばかりに！　ここのところ、インドネシアでは毎日のように雨が降っていますが、比較的短時間で止んでいるようなので、それほど心配にもなりません。雨が降っている間は部屋で体を休め、日記を書いたりし、雨があがって空が明るくなってきてから、いよいよボロブドゥール寺院遺跡の観光にでかけました。

この遺跡すごい、ものすごいかっこいい。



東南アジア３大寺院遺跡の１と言われているのも納得（あと２つはバガンとアンコールワット）。かっこいい。素晴らしい。筆舌に尽くしがたい魅力にすっかり心がウキウキとしています！

先日見に行ったばかりのプランバナンPrambananはヒンズー教寺院で、一方こちらは仏教寺院です。どちらも建築時期は同じ頃だと言われています。近づいて見れば見るほど、ストゥーパの数々に圧倒されますし、壁のレリーフ絵も素晴らしいです。発見されたときは火山灰に埋もれた廃墟だったので、かなり修復の手は入っていますが、それでもこの遺跡の侘び寂びをしっかりと残してあり、本当に楽しめます。ピラミッド型寺院なので、第一回廊、第二回廊と歩いてまわれます。簡単に言うと「段々造り」になっているので、１段目、２段目と歩いていると壁の様々なレリーフ（壁面彫刻）が目で見て楽しめるのです。

あのカンボジアで有名なアンコールワットと違い、こういう寺が何十個何百個も集まっているわけじゃない。今日はこの１つのお寺だけを見ればいい。そういう遺跡は、ゆっくりゆっくり歩きながら、１枚１枚のレリーフを見る観光スタイルが似合います。


遺跡と同じ敷地内にある宿に泊まっているので、レストランでディナーをいただきながらライトアップを眺められるなど、いっぱい特典があります。ガイドブックによると「朝７時までの早朝がこれまた美しい」ということなので、明日の朝もこの遺跡をもう一度観光しようと思います。