世界230ヶ国で各国料理を学ぶ旅をしました!
写真つきで紹介します
2542料理を掲載。
< 掲載マイルール主撮影機種:
-Nikonデジタル一眼レフ D200
-AR Nikkor 24-85mm 1:2.8-4D
-元写真サイズ3872×2592×24 BPP
インドネシアらしさ溢れる食といえば、何よりもガドガドではないでしょうか。カチャン(ピーナッツソース)やケチャップマニス(砂糖醤油風甘辛調味料)を混ぜた濃厚なタレで具を和えたものです。具にはゆでもやしやゆで青菜、きゅうり、インゲン、タフ(油揚げや厚揚げ)、トマト、ゆで卵、ロントン(押して密度が高くなったごはん)などが使われます。クロッポ(えびせん)が美味しい!
日本でも有名なインドネシア料理ですね。ナシはごはん、ゴレンは油で炒めること。つまりは焼きめしです。塩、味の素、ケチャップマニス(砂糖醤油風甘辛調味料)、サオス(トマトソース)、魚醤などが味付けに使われます。東部に行くほどサオスで赤く(写真)、西に来ると中国の炒飯と変わらない気がしました。テルル(全卵の目玉揚げまたは溶き卵揚げ)がよく乗っています。
日本でも有名なインドネシア料理ですね。ミーは麺、ゴレンは油で炒めること。つまりは焼きそばです。塩、味の素、ケチャップマニス(砂糖醤油風甘辛調味料)、サオス(トマトソース)、魚醤などが味付けに使われます。
ナシはごはん、アヤンは鶏、つまりナシアヤンは、たいていはフライドチキンとごはんのセットを指します。ララパンという単語は生野菜を指す言葉で、皮むききゅうり、キャベツ、ダウンクマニ(レモンバジル)、インゲン(生またはゆで)、ダウンウビ(別名ダウンシンコン、キャッサバの葉のこと、流石にこれは毒があるのでゆでてある)などが盛り合わせられることを指します。
ナシはごはん、イカンは魚。ナシイカンは魚(煮る、焼く、揚げる)が乗ったごはん料理を指すインドネシアの定番の一品です。サンバルは唐辛子を主体にした辛味調味料、塩味から甘いものまで千差万別の種類があります。サユルは野菜という意味ですが、野菜が入ったココナッツミルクカレー風味のスープを指すことが多く、様々な料理に添えられます。
ベベックはアヒル、ゴレンは揚げ物、つまりベベックゴレンはフライドアヒル。鶏肉とは違う旨みは食べる価値大です。ナシウドゥックはココナッツミルクで炊き上げたごはんのこと。写真のようにバワンゴレン(揚げネギ)をかけたら!ビックリ!信じられないほど美味しい!
バクソは、牛肉をまるで日本の魚肉ソーセージの如くなめらかにしてデンプンを混ぜて作る肉団子で、ブリンブリン♪とした食べ応えが病みつきになります。肉団子自体がバクソでも、ワルン(食堂)やカキリマ(屋台)で「Bakso」とあれば、それは麺(広東麺or春雨)とスープに肉団子を乗せた料理を指します。ちなみにトッピングの神「バワンゴレン」(揚げネギ)が旨いんだ~。
サテは肉の串焼きです。イスラム教徒が多い国なので写真のSate kambing(サテカンビン、ヤギ肉の串焼き)やSate ayam(サテアヤン、鶏肉)がポピュラーですが、他教徒の店ではSate babi(サテバビ、豚肉)もあります。たいていは、カチャン(ピーナッツソース)とサンバルマニス(砂糖醤油風の甘辛いタレ)を混ぜたものをたっぷり絡めています。この味はごはんに合いますよ!
ソトはスープ、アヤンは鶏肉。これに春雨や中華麺、更にごはんなどが入り、上に鶏肉や野菜を乗せ、スープを注ぎ、バワンゴレン(揚げエシャロット)やサンバル(唐辛子調味料)をかけていただきます。なお「ソト」は食べるときに具を入れるスープ、「ソプ」は具と共に煮たスープと言われますが、現状は混用されているようです。だから同じ料理をソプアヤンとして売る店もあります。
インドネシア版の美味しいモツ煮♪ 腸やレバーなどの内臓(たいてい牛)を大鍋で煮て取り出し、客の注文が入ったら内臓をカットし、旨みが多すぎて濁った煮汁をかけ、味の素少々をふって提供します。食べるときは塩、ライム、サンバル(辛味調味料、≫こちら)で味を決めます。左奥にあるケトゥパ(パンダナの葉で包んだごはん)と共に。スラウェシ島マカッサルの名物料理です。
ごはんをココナッツミルクで炊いて、鶏肉や卵をターメリック風味のココナッツミルクで煮て、ココナッツミルク仕立てのスープをさらっとかけ、ココナッツミルクのカード(加熱してもろもろになった物)を添えていただきます。ココナッツミルク尽くしが絶品のジャワ島ソロの名物料理です。
ソロにナシリウェット(≫こちら)あればジョグジャにナシグドゥあり! グドゥはジャックフルーツを必ず使うのが定義で、ヤシ砂糖やココナッツミルクを使って味は甘めかつ濃厚に仕立て、更にティークという特別な葉を入れることで色をどす黒くしています。ジャワ島中部の名物料理でナシ(ごはん)にかけていただきます。一緒に煮たゆで卵もこれまたオイシ♪
インドネシア伝統料理の1つです。熱源付きの鍋には香辛料豊富なスープが入り、レモンで酸味がついていて、中にはブツ切りの白身魚や野菜がたっぷり入っています。魚のだしとスパイスの風味辛味とレモンの酸味が美味しくてご馳走でした。写真左下の薬味群も素晴らしいです。エビ発酵ペースト(トラシ)や緑マンゴーの千切り、サンバル、揚げにんにくの甘いピューレ。
「チャンプル」とは「盛り合わせ」の意味。食堂に入り「ナシチャンプル」と注文すると、そのときあるおかずを少しずつナシ(ごはん)の上に乗せてくれます。事前に「ブラパ?」(幾ら?)と料金の交渉をしておけば、その金額分をよそってくれるので、パダン料理(≫こちら)のような嫌な思いは経験しませんでした。しかもおかずの量の割に割安なんですよ。
パダンはインドネシア西部の地名。その「好きな物を自由に盛り店側が金額を計算する」という独特な方法は国内各地で見られます。自ら取りに行く方法と(写真)、店側が客のテーブルにずらり皿を並べる方法があります。しかしインドネシア語ができないと店側が嘘の割高金額を要求してもクレームが言えず、しかも盛った後では返却できない。私はパダン料理は好きじゃない。