2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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カメルーン>2008年03月04日(Tue)
前日ヤウンデ
翌日★ヤウンデ
ヤウンデ
:: 旅299日め : 世界旅55ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ76ヶ国め ::

■待ちに待った火曜日
やぁぁぁっと、火曜日です。

昨日の約束どおり、朝一番に日本大使館に電話しました。そうしたら、チャドビザ申請のためのレターを作成してくれていたという、嬉しい嬉しい回答をいただけました。また今日は申請から6日間待ったガボンビザがやぁぁっと出来上がる日でもあります。和人はガボンビザを受領したらそのままコンゴ共和国大使館でコンゴ共和ビザを申請し、日本大使館でレターを受け取り、次にチャド大使館で大使との面会もするなど、忙しく動きました。

(※この日記では、“コンゴ共和”、“コンゴ民主”という名称が登場します。かつてコンゴとザイールという2国がありましたが、コンゴはかつてよりコンゴ共和国である一方で、ザイールがコンゴ民主共和国と名称変更したため、混同を避けるためにこのように記載します)

あづさは銀行へ行き、今後の旅資金をキャッシングしました。金額の多さに、ちょっとビビリモードです・・・。もう当分ヤウンデYaounde並みの都会には来ないんだろうなぁと、緊張感を高めつつ。

また、帰り道では市内の数軒の薬局をめぐり、抗マラリア薬スタンバイ治療用の薬の価格調査をしました。同じ商品なのに1回治療分で8000セーファーフラン(約2000円)も値段が違うことが分かると、やっぱりリサーチはして良かったとつくづく思います。ついでに、これからどんどんジャングルにも入っていくでしょうから、マルチなサイズに対応できる絆創膏も購入しました。

写真は、大使館領事、医師、マラリア罹患経験者から話を伺い、和人(マラリア罹患経験もあります)とも相談し、あとは薬剤師らしく自分でいろいろ調べ添付文書を読んだ上で持っておこうと決めた、スタンバイ治療用の薬です。(※スタンバイ治療=高熱などマラリアの疑いがあり、かつ迅速に医療機関で受診できない場合に、緊急避難的に抗マラリア薬を服用する方法)

抗マラリア薬

(渡航先に流行するマラリアの分布によって適する薬は異なるので、安易な真似はだめですよ。でも複数所持するのは最低限必要なことなので、参考の1つにはなるかな? なお私たちはもう1つファンシダールも所持しています。これで3種併用所持。)

■レター回収措置
今日は久々に忙しく、午後は部屋で過ごしていました。お昼寝もしつつ。

そうしたら、日本大使館の領事さんが、今朝のレターを回収しに、宿の部屋を訪ねてきました。何故だろう、あまり驚かなかったのは、レターをもらえる可能性も低いと思っていて、レターをもらえたこともおそらくぎりぎりのところで配慮をしてくれたと分かっていたからでしょう。レターは返却し、領事さんが帰っていかれたあとは、私たちは再び、延々何時間も、チャド渡航について話し合いを続けました。
本日の旅
行動 :日本大使館でレター受領(のちに回収される)、ガボンビザ受領、コンゴ共和ビザ申請、チャド大使と対談、銀行キャッシング、薬購入
朝食 :牛足ブツ切りとプランテン(甘くないバナナ)とマカボ(さといものようなイモ)の旨煮込み/ヤウンデの路上ごはん屋
昼食 :マケロー(焼きサバ)にコンジマン(エストラゴンパウダーと各種スパイスをブレンドした緑のタレ)とペペ(辛いタレ)をつける、バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)、ビール/ヤウンデの路上ごはん屋とその近くのバー
夕食 :インスタント焼きそば/宿
宿泊 :オーベルジュルグロービュスAuberge le Globus

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*ヤウンデで取るコンゴ共和ビザ
ヤウンデのバストス地区にあるコンゴ共和国大使館で取得。大使館を訪ねるときは、首都ブラザビルの名前をつけて“コンゴブラザビル”とすれば、コンゴ民主(対応する名称はコンゴキンシャサ)と混同されなくてよい。
申請は平日14時まで、翌日14時半受領
写真2枚必要、パスポートコピー不要、代理申請可。
入国日指定の30日滞在可能のダブルビザ(2回入国用)で50000セーファーフラン。シングルビザでも同価格だそうで、粘ればマルチももらえそうな感じはあった。

なお、カメルーンから直に南下するルート(カメルーン→ガボン→コンゴ共和→)を取る場合、ヤウンデでこんな高額なビザ代を払わずとも、国境で2週間有効の安いビザが取れる。
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