2人の世界旅 日々の記録

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コモロ>2008年11月18日(Tue)
ムツァムドゥ→モヤ
:: 旅558日め : 世界旅84ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ105ヶ国め ::

■アンジュアン島観光
コモロに来ています。今いるムツァムドゥMutsamuduは、新しいものがない、町のすべてがオールドタウンといった感じの、朽ちた建物もいっぱい見られるところです。

マイヨットへ戻る船が明日の夜行なので、残ったコモロ滞在時間は今日と明日だけ。短いですね。島の他の町へ行くのもいいし、忙しくせず今いる町をじっくり楽しむのもいい。さてどちらにしようかな。

で、私たちが選んだのは、前者です。悩んだんですけど、マイヨットのホームステイ先のモルガン兄さんが、島南部にあるモヤMoyaの町を勧めてくれたので、そこに行くことにしました。

でもやらなくちゃいけないこともちらほらあります。まずはイミグレに行ってビザを取ること。そして明日の夜行船の予約を完了すること、そのために、イミグレーションオフィスや船会社オフィスを探すことです。あともうひとつ、両替が不便なコモロで、現地通貨を手に入れることです。結局これらに午前中を全部使ってしまって、ムツァムドゥを出たのはお昼どきになってしまいました。

アンジュアン島は小さな島なので、北から南に移動しても2時間ちょっとです。モヤの町には宿は1軒しかなく、泊まるところもすぐ決定。美しいビーチがウリのモヤで、ビーチフロントのお宿に泊まれるのは嬉しいですね。きれいな海や浜が眼下に見えるのです。

お腹もすいたし、町を歩きましょう。

そうそう、今の時期限定でしょうか、乗り合いバスに乗っているときから、町や集落を通りがかるたびにスパイシーな香りを感じていました。モヤの町では、花からつぼみを取り分けるおじいさんに出会い、やっと香りのもとがチョウジ(丁子)だと確信できました。チョウジはクローブとも呼ばれるスパイスで、フトモモ科植物のつぼみを乾燥させて作ります。料理やお菓子、お茶の香りづけとして世界的によく使われるもの。日本薬局方では医薬品として収載されています。そして今日は、町中で、チョウジを乾燥させる光景もいっぱい見ました。

写真はビーチからは離れたところにあるメインストリート。

メインストリート

スパイシーな香りが満ち満ちる、小さな島の小さなモヤの町。
宿の居心地が良いことにも助けられ、ゆったりとサンセットを見ながら一日の締めくくり。
なかなか悪くありません。

そうそう、この町は、ホント食べるところが少なく、今日も町をいろいろ歩いても食堂を1軒見かけただけ。コモロの旅は食探しにも苦労しそうです。
本日の旅
行動 :ムツァムドゥからモヤへ移動、船会社、モヤ観光
朝食 :カキ(ブリンニーみたいなもちもち薄クレープ)、ムハロマッシンザ(甘いバナナスライスを揚げパン生地で包んで揚げたもの)、モアレアピネ(甘くない揚げドーナツ)、カフェ(濃くて美味しいコーヒー)/ムツァムドゥのマーケット
昼食 :リチ(ライチ)/乗り合いバスの中
夕食 :チョホーレ(ごはん)、フィ(揚げ魚)、マタバ(マニオクの葉煮)、トマトピマンオニオン和え/モヤの食堂
宿泊 :オテルラスルタンHotel La Sultan

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旅情報
1ユーロ=167円
1フラン=0.34円

*コモロで取るコモロビザ
アンジュアン島の主要都市ムツァムドゥでは、入国後、町の丘の上にあるイミグレーションオフィスにてビザを取得する。私たちは船到着が夕方5時をまわっていたので、翌朝イミグレに行くよう指示された。5日滞在ビザが15ユーロまたはそれと同等のコモロフラン。銀行レートが1ユーロ492コモロフランのとき、ビザ代は1ユーロ490コモロフランで計算していた。