2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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シリア>2009年03月22日(Sun)
アレッポ→ハマ
:: 旅682日め : 世界旅101ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ120ヶ国め ::

■アレッポ観光
朝からアレッポ観光に出ました。古い石造りのアーケードを歩くスーク(市場)は、薄暗い感じが中世の情緒を感じさせてくれます。

アレッポのスーク

びっくりしたのが、トリュフをかごに入れて売る人を見かけたこと。シリアはオスマントルコ支配の後、フランスの植民地になった歴史もあり、「トリュフ→フランス料理」という発想(ベタですか?)から「シリアでトリュフ」に大いに納得してしまったのでした。

スークを抜けて青空の下に出ると、紀元前は神殿だったという雄大なアレッポ城に到着します。美しく感じてしまったのは、この世界旅で、青空の下の古代遺跡を見るのが久しぶりだったから? 最近このテの遺跡を見るときは曇天続きだったので。

お城からの帰りは石けん問屋街を通りました。だってアレッポの目的の1つなんだもん(*^-^*) アレッポ石けんは日本でも大ブームになった(現在進行形?)もの、有名ですよね。でも日本で1つ800円するものがこちらでは50円(!)なのです。たくさん持っても重いだけなので、とりあえず大きめのせっけんを2個買いました。当面は体や髪をこれで洗い、トルコのバザール(市場)で見つけたレモン結晶をリンスに使えば、シャンプー&リンスのボトルを持たなくて良さそう! 荷物も軽くなりそうです。

そして、アレッポのもう1つの見所である、キリスト教地区へ。アルメニア教会などがある地区をを歩いたら、次の町へ向けて移動しました。

■水車の町、ハマへ
バスで2時間、到着したハマHamaは、とてものどかなところでした。田舎という訳ではなく、ほどよく栄えた町に、大きな大きな水車が点在していて、満点の風情という表現が当てはまります。水車は1箇所でなく、何箇所にも存在しています。水車がある川に沿って散策し、時に大きな水車に登ってみたり、その風情をめいっぱい楽しみました。

近づくとその大きさに感動します。直径20mだそう。すごいですね! 青空の下の散歩はしばし続き、今日の観光は終了です。

アレッポとハマは近いので、1日で2つの町を観光でき、今日は充実した1日となりました。

今持っているシリアビザは、3日間ダブルトランジットビザなので、初回の3日間滞在は明日で時間切れ。明日はいったんレバノンへ抜け、そしてレバノンからヨルダンへ向かう際にもう一度シリアを訪問する予定です。だから、シリアの旅はこれにて前半戦終了でっす(^-^)
本日の旅
行動 :アレッポ観光、アレッポからハマへ移動、ハマ観光
朝食 :ホブス(アラブの薄パン)、ムハッラ(青唐辛子ときゅうりの塩酢漬け)、ホンムス(ヒヨコマメとゴマのペースト、トマトとクミンとオリーブオイル乗せ)、フール(味なし煮豆にトマトとヨーグルトとオリーブオイルをかけたもの)/アレッポの食堂
昼食 :ホブス、Moutabal(ムタバル、なすとゴマのペースト)、厚ハム、サラダ(きゅうりキャベツイタリアンパセリ紫キャベツトマト)/ハマの食堂
夕食 :卵ぽっとん&ネギ入りチキンラーメン、コーヒー/宿
宿泊 :カイロホテルCairo Hotel

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旅情報
1ポンド=2.11円

*アレッポからハマへの移転
バス乗り場はガイドブック記載の場所から移転している。元のハナノガレージよりミニバスで10ポンド。バスでハマへ行きたいことを伝えればミニバス運転手は理解してくれる。そこからハマまでは大型バスで100ポンド、所要2時間強。シリアは交通費が安くていいよね!