2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » スーダン »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» スーダン »
スーダン>2011年03月23日(Wed)
カッサラ
:: 旅1413日め : 世界旅219ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ225ヶ国め ::

■ナガサレルデアル
エキゾチックで、人々が優しくて、オスマン兄さんやタハ兄さんなど良い友達もできて、カッサラKassalaの町が気に入っています。使い心地が最高なテーブルセットがなんと3つもある、不思議な安宿の居心地の良さも、ついカッサラに長居している大きな理由。

町を散歩し、人々に出会い、交流をして、それだけで旅人としての満足度は100点満点。でもカッサラに来て4日目で、明らかに暑さが増してきました。そして冬から夏に移行する季節に発生する「砂嵐」の前兆か、風が出ています。砂漠の町で風が出ると、服も体も荷物も砂だらけ(宿の中にいても、です)になります。これで私たちは「もうスーダンも終わり、明日はスーダンを出よう」と簡単に決意することができました。砂を含む風が吹くと、カメラが壊れますから、あまりそういうところにはいたくないのです。

昼間はエアコンのきいたネットカフェ。旅準備と旅計画。

夜は、すっかり仲良くなった、タハ兄さんのいる店の前へ遊びに行き、コーヒーを飲みながら会話。ちなみにカッサラの人々はアラビア語で交流していますが英語を話す人は滅多にいません。仲良くなったタハ兄さんやオスマン兄さんは英語が上手で、むしろ私たちが困っていないか、困っていたら助けようという思いも込めて交流してくれているようにも思います。有難いです。

今日は更にアブドゥル兄さん(ダルフール出身、英語可)が加わって、おしゃべりも賑やかになりました。みんなに「明日出て、エリトリアに行こうと決めました」と言うと、やっぱり反対されました(笑)。

「明日、僕の家で一緒にごはんを食べよう!」とオスマン兄さん。
「明後日は、僕の家でごはんを食べよう!」とアブドゥル兄さん。

あづさと和人、いきなりの提案に顔を見合わせる・・・

  ドウスル ・)  (・ ドウスル

  イヨッカ ^)  (^ イヨッカ


  ワーイ (^▽^)(^▽^) ナガサレテイクー

        (笑)


というわけで!
折角、人の素晴らしいカッサラに来ているのだし、「こういうのこそ旅だよね!」と心に言い聞かせたりもし(笑)、あっさり私たちは明日の移動を取りやめました!!

今日は町の名士の結婚式が開かれているようで、夜はオスマンやアブドゥル達と、路上で、演奏隊と共に盛り上がる皆の楽しげな様子を見て、私たちも幸せな気分になりました。

ともあれ、「勝負の国境」に挑む緊張感と果敢な気持ちはすっかり削ぎ取られ(苦笑)、ほんわかと、幸せな気分のまま、もうしばらくカッサラ滞在が続きます。

スーダン

毎日の美味しいローカルコーヒーの美味しさも、私たちをこの町に、引き付ける誘惑。
本日の旅
行動 :カッサラ観光
朝食 :ホドラー(刻みモロヘイヤの煮込み)、カンモニア(内臓トマト煮)、アエシ(パン)/カッサラの食堂
昼食 :なし(お腹すかない)
夕食 :コーラ/結婚式会場
宿泊 :フンドゥークダルフール
関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ
旅情報
1ポンド=30.1円

*スーダンのボーナスレート
銀行で外貨をスーダンポンドに換えるときは「公定レート」となるが、「実勢レート」で両替するところとの差を縮小するための「ボーナスレート」を設けている。銀行の両替もさほど悪くない。