2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年07月25日(Mon)
喀什行きランクル→喀什→烏魯木斉行き夜行列車
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■帰国まで、あと13日
朝5時、外は真っ暗闇。夜行で寝ずに移動するドライバーの運転で一気に喀什(カシュガル)に到着しました。下車した地点は、パキスタンに入る前に宿泊した「色满宾館(スーマンピングアン)」の目の前でした。ここから一気に、目指すは中国四川省!!! まだ暗いうちですがタクシーで列車駅へ行き、烏魯木斉(ウルムチ)乗継の2路線の切符を買いました。第一希望の区間は売り切れで、購入した切符は第二希望のものです。

やっと夜が明け始める頃、列車に乗る。
空の色、きれいだな。


もう、ここまでもすでに怒涛の移動を続けています。
最後の15日間、中国ノービザで滞在できる最大限の時間を遣って「挑戦」することとは!?

それは、「中国八大料理を完遂すること」に他なりません。
これまで8つのうち6省を駆け巡ってきた。
だから、残るは2つ。それが四川省と湖南省です。中国の中でも「辛い料理」でとびきり有名なこの2つの省へ向けて、今はどんなに辛くても、移動を頑張るのみ。

和人には「中央アジアもまわってアフガニスタンもパキスタンも行って中国八大料理の八つの省も全部回るなんて無理~っ!!」・・・と散々言われてきましたが・・・、それでもお願いすると、きつい日程でもルートが組めちゃうもんです(*^.^*)ヤッタ!!

7/23 (パキスタン)カリマバード→ススト
7/24 ススト→中パ国境越え→塔什库尔干(タシュクルガン、中国)→ランクルで夜行移動
7/25 本日、ランクル早朝下車、列車で四川省へ向けて移動開始

予定では、明日烏魯木斉(ウルムチ)着、そのまま続いて夜行列車を乗り継いで、およそ4000kmもの距離を硬座で移動し、四川省を目指します。
でも疲れはまだ感じていない。何というか、そういう逡巡許されない環境から、まだまだ過酷な移動に対して「やる気」が湧き続きます。

列車は朝8時に出発しました。駅の近くの商店でカップラーメンも買い込みました。2階建ての列車の2階席は、狭いけれども、2人で占有できる席で良かったです。新疆の人々は素行が悪いと言わざるを得ない人が多くて、床もすぐに汚され、大変だから、2人っきりの席のほうが何かと落ち着きます。

中国

喀什(カシュガル)といえば、泥壁の家が残るシルクロードの風景があった。今や街は大都会になっていて、こうして車窓から、郊外の「カシュガルらしいカシュガル」を見ることができたのでした。
本日の旅
行動 :喀什(カシュガル)到着、喀什から列車に乗る
朝食 :稀饭(シーファン、おかゆ)、小菜(シャオツァイ、角切りきゅうりの辣椒和え、もやし入りのじゃがいも千切り炒め)/喀什の食堂
昼食 :カップラーメン/列車内
夕食 :ごはん、きゃべつの炒め物、セロリの炒め物、トマトと卵の炒め物/列車内
宿泊 :烏魯木斉行き夜行列車
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旅情報
1元=13円

*中国料理の分類
大雑把には、以下の分け方は参考になると思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/菜系