2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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チリ>2010年03月22日(Mon)
サンチアゴ→ハンガロア
:: 旅1047日め : 世界旅181ヶ国め : 和人236ヶ国め : あづさ193ヶ国め ::

■チレ・アジュダ・ア・チレ
今日はサンチアゴSantiagoを出る日です。フライトは午後なので朝はゆっくりできるはずですが、朝早くから出勤するハルミちゃんに御礼を言いたいから、きちんと早起きしました。朝食後、お母さんとエミコちゃんは美味しいサンドイッチを作ってくれ、更にお母さんは乾ききっていない衣類にアイロンをかけてくれ、お父さんは空港まで車を出してくれました。空港にはエミコちゃんとケンイチ君もお見送りに来てくれました。サンチアゴは南米大陸のゴール地点となりました。そのラストが、ありえないほどの良い体験が続き、私たちにとってサンチアゴはスペシャルの街となったことは間違いがありません。米倉家のみんなには、本当に感謝しています。

ところで今から行くイースター島も、国区分としてはチリ国内ですが、文化が決定的に大陸と違います。スペイン侵攻の雰囲気はないでしょう。ポリネシア文化圏 -南の島- の旅の始まりなのですから。



サンチアゴ国際空港は、2月27日のチリ巨大地震の被害を大きく受けたところです。建物の復旧が完全ではなく、搭乗手続きなどは駐車場に建てられた仮設テントで行われていました。あの地震のときに、辛かったことなどを思い出して、そして今もまだ復旧に頑張る人々の姿を見て、ぐっと来てしまいました。



「Chile ayuda a Chile(チレアジュダアチレ)」

震災以降、テレビなどで頻繁に登場するフレーズです。直訳すると「チリがチリを助ける」ですがそんな無粋な訳は好きじゃない。あづさ個人的な解釈ですが、それはきっと「みんなで頑張るんだ」という、チリ国民の団結と協力を意味するのです。テントの中での空港内業務・・・、電光掲示板はないし、その代わり刻々変わるフライト状況をホワイトボードに手書きで記す -しかも当然頻繁に書き直す- 姿などを見て、みんな頑張っているんだと思うと、大震災の直後の悲惨な惨状を知ってしまっているだけに、涙が出そうなほど、ぐっと胸にくるものがあるのでした。
本日の旅
行動 :サンチアゴからハンガロアへ移動
朝食 :パンアユヤ(硬くて丸くて薄いパン)、ツナアボカドマヨディップ、メロン、桃、りんご、コーヒー、カフェオレ/米倉ファミリアの家
昼食 :パン、レタストマトチーズのサラダ、赤ワイン、白ワイン、パセリバターライス、牛肉のシチュー、ロールケーキ、コーヒー/機内
夕食 :カップラーメン、アップルミントティー/宿
宿泊 :キャンピングミヒノアCamping Mihinoa
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旅情報
1ペソ=0.18円

*サンチアゴ市内から空港への移動
ミニバスや空港バスがある。25kmの移動なのでタクシーチャーターもできる(これで行った人の話だと交渉して26US$だった)。ミニバスはtransvip社、宿などから電話して迎えにきてもらう。空港バスはCentropuerto社とTur Bus社が市内から(宿からではない)出ている。また、空港から最寄のメトロ駅までバスで行き、メトロに乗って市内に出る方法もある。これが当然ダントツで安い。