2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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東チモール>2010年09月06日(Mon)
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ディリ
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■インドネシア大使館へ
月曜日になりました。朝食も食べずに、早くから急いで向かったところは、インドネシア大使館です。情報によると、ここでインドネシアビザを申請してから受領するのに中1日、つまり今日月曜日に申請したら受領が9月8日の水曜日。最短でこれです。9月9日からはラマダン(断食月、イスラム教徒が日中の飲食が禁じられる期間)が明けたお祝いにさしかかるため大使館業務を5日間休止するというのです。つまり、絶対に今日の申請を成功させなければならないのです。

「そんなのお金ちゃんと払えばOKよ!」と言われそうでも、ここは一筋縄では行かないのですよ。

必要なものは、「背景が赤い」顔写真・・・そんなの普通持ってないよ~。でも大丈夫、私たちはここに来る前に作ってきた、だからOK。でも問題は「何故ここでビザを取りたいのか、その理由を明記した書類」です。実はここディリDiliからインドネシアのバリBali島に飛行機で移動すれば到着時に空港でビザが取れます。でも陸路で移動したほうが安くて面白いので、私たちはここでビザを取っていきたい。この理由書については事前に同様にビザを取った外国人が、成功文例を宿の掲示板に書いていたので、それをアレンジして書きました。あとはパスポートコピーと記入済み申請用紙とお金を提出して、無事にすべて受領してもらうことができました。今日ここで申請に失敗したら東チモール滞在が1週間も延びてしまうので、ほっとしました。

午後は、観光、街歩き。昨日歩いた方向と違う方向に歩いていったら、立派な御殿がありました。ここぞ東チモールでは泣く子も黙る(ホントか!?)オーストラリア御殿(オーストラリア大使館)でございますよ。

東チモール

昨日の日記にも書いた文章ですが、東チモールが独立する前、ここは「実質インドネシア」だった。人々は平和に暮らしていた、はずだった。東チモールの独立を推進した(推進のために国連を動かした)のはオーストラリア。オーストラリアの狙いはここが持つ天然ガスという宝の山を操りその利益を得るのが目的と言われています。オーストラリアは東チモール独立を支援し、派兵も行い、復興にも現状維持にもたくさんの恩を着せて、まさに御殿のような大使館を構えディリに耽々と鎮座しているようでした。いろんな思惑がぷんぷん匂うようです。

ちなみに、今時期の東チモールは、酷暑、猛暑、激暑いです!! ちょっと歩くだけでも疲弊して、がつがつ歩いてもりもり観光というパワーが出ません・・・。

でもやるべきことはやった! といえる、今日1日でした。
本日の旅
行動 :インドネシアビザ申請、ディリ観光
朝食 :なし(大使館に行っていた)
昼食 :ごはん、にんじん豆入りピラフ、麻ラー豆腐、インゲンとタフ(油揚げ)の炒め物、にんじん大根の酢油炒め、鶏カレー、鶏のから揚げ、海草酢炒め、鶏がらスープ、空心菜炒め、小松菜炒め、テンペ(カビつけ大豆)の味噌炒め/ディリの食堂
夕食 :手打ちうどん、小松菜にんにく炒め、東チモールコーヒー/宿
宿泊 :イーストチモールディリバックパッカーズEast Timor-Dili Backpacker's
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旅情報
1ドル=93.7円

*ディリで取るインドネシアビザ
ディリから飛行機でインドネシア(デンパサール)に入る場合は空港到着時にビザが取れるので、大使館で取得する必要はない。陸路でインドネシアへ移動する場合に事前ビザ取得が必要となる。申請用紙に記載するのは黒ペンのみ。4×3cmの赤背景の顔写真1枚、パスポートコピー1枚、「何故陸路で行きたいのか」を相手に説得するための理由書(白紙に手書きでOK、ただし英語かインドネシア語、テトゥン語のみ)、シングルビザ45USドル(インドネシアルピア払い不可)。トランジットビザは取得不可。申請時間は8~12時、受領時間は翌々営業日の14~16時。ちなみに私たちは、理由書には、訪問したい地名を書き、その土地の文化を鑑賞しながら旅をしたい旨を英語で丁寧に記載しました。
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