2人の世界旅 日々の記録

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ミャンマー>2010年11月06日(Sat)
ニャウンシュウェ
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■シャン族の市場の日
昨日この町での第一目的だったインレー湖ツアーが大満足で終わりました♪ 2人とも、夜行バス移動明けの1日ツアーで、ツアーの最中はへっちゃらだったけれどもやっぱり疲れはあったみたいです。今日は朝までぐっすりと寝て目覚めました。

今日はニャウンシュウェNyaungshweの町のマーケットデーなので、是非観光にでかけましょう! 大きな町だけあって規模も大きいですね。いろいろな野菜や豆、茶葉などが売られる中で、和人が発見したものはなんと納豆!!! しかも日本のと同じ無塩納豆です!

ミャンマー

おばさんが頬につけているおしろいは、「タナカ」という、木をすって得る粉末を水に溶いたものです。

この納豆はビルマ語ではペッポウとかペッボウとか呼ばれるのですが、宿で食べてみたところ、納豆好きにはたまらない美味しさ♪ 宿のお姉さんが「これは炒めて食べるのよ」と言い、使用人のおばさんに調理を頼んでくれたので、私たちは美味しいミャンマーの納豆炒め、「ペッポウジョ」を堪能しました♪ おばさんは納豆炒めにピッタリマッチのほかほかごはんをプレゼントしてくれたんです!

*ペッポウジョの作り方覚書き*
1)フライパンにピーナッツオイルをしき納豆を炒める。
2)ターメリック、塩、味の素を加えて、「よ~く」炒める。
3)更に砕き唐辛子を結構多めに加えて炒める。
表面の水分をほどよく失った納豆は、あのまとわりつきがなくなり、炒め物としての新たな旨みが加わり、ほかほかごはんにぴったり(間違いなく酒のアテにもぴったり)な逸品になりました! なお今ミャンマーは、ベトナムやタイ、インドネシアなど他の東南アジア諸国がそうであるように、家庭の調理にもレストランでも、味の素の侵食をかなり受けています。グルタミン酸ナトリウムの旨みは醤油系の味付けにすごく合うので、そうなる必然も理解できるんですけどね。


さて昼食後です。ニャウンシュウェの町にはインレー湖とつながる川が流れているので、その川の向こう岸を散策しました。未舗装の道は並木道。古い水上家屋があり、周囲には田んぼが広がり、歩いていて懐かしささえ感じる道。「のどか」という言葉がとてもよく似合います。遠くまで歩いて、帰りも同じ道を歩いて帰る。でも全然その光景に飽きないのですね。

鎖国をし、国際的には活発な交流がまだ不十分なミャンマーだからこそ、こういう、観光客が最も集まる町でさえ古き良き姿を残せているのかもしれません。
本日の旅
行動 :ニャウンシュウェ観光
朝食 :カフェオレ、オレンジジュース、オレンジ、パンケーキ、トースト、オムレツ、ジャム、コーヒー/宿
昼食 :ペッポウジョ(納豆炒め)、ごはん/宿、ラペットゥ(発酵茶葉と野菜と豆の和え物)/ニャウンシュウェのレストラン
夕食 :ワッタートゥトゥ(豚もつ煮)、ワッターヒンイー(ゆで汁スープ)、チャーザントゥ(春雨炒め)/ニャウンシュウェの屋台
宿泊 :ジプシーインGYPSY Inn
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旅情報
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*ニャウンシュウェの市
インレー湖の周辺の村も同様であるが、ニャウンシュウェの市は「五日市」と呼ばれる、5日毎に開催されるスタイルです。