2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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メキシコ>2009年07月29日(Wed)
ハバナ→カンクン
:: 旅811日め : 世界旅134ヶ国め : 和人222ヶ国め : あづさ150ヶ国め ::

■キューバの旅の最後
ネットが自由化されていないキューバでは10日間まったくネットをしませんでした。メキシコのカンクンCancunに着いたらすぐにメール送受信ができるようにと、昨夜は仕事を含めていろいろと作業をしていました。あづさが寝たのは朝7時半でした。

宿のチェックアウト時間まであづさが寝ている間、和人は再両替などを済ませてくれました。そして午後、2人で最後のハバナ(英:Havana、スペイン語:Habana)の街歩きをしました。美味しかった生ガキ屋台にも行けた。そして「キューバといえば葉巻」ですから、葉巻をたしなむおじさんとも会話できて、楽しかったです。葉巻は「シガロ」と言いますが、「アバノ」と言うこともあります。これ実に、「Habano」(ハバナの、という意味)と同じ。いかにキューバにとって葉巻産業が大事であったかという歴史を反映する言葉だと思います。

ハバナ

これが生ガキ屋台! 私たちは味わってよく噛んで食べますが、キューバ人は噛まずに丸飲みするんですよ・・・、かなりびっくり。

さて、市バスに乗って、入国時と同じ空港へ行きました。チェックインまであまり時間はありませんが、勝手知ったる空港ですからまあ安心。しかし相変わらずオンボロの空港だわあ。

中に入って「メヒカーナ航空のチェックインカウンターはどこですか」と空港職員に尋ねると、「それは違う場所にある」と言うではありませんか。ここから歩いて30分以上も離れたT3ターミナルからメヒカーナ航空が出るのだそうです。時間ぎりぎりで空港に来てしまったため、30分歩くなんてできませんが、無事にヒッチハイクにてT3ターミナルに到着できました。

こちらの空港は、およそキューバには似つかわしくない、ピカピカしてきれいな国際空港です。先ほどの、私たちが入国してきたおんぼろ空港とは大違い。なお、通常の旅行者はこのピカピカした空港を使います。オンボロ空港は、ケイマン航空もしくは米国からのチャーター便が発着するマイナーなターミナルだったのです。

ともあれ無事にチェックイン終了。キューバの旅の最終日も本当に暑くて、汗をかきすぎて疲れてしまいました。

■中米の旅のはじまり
メキシコには、夕方6時前に到着しました。さあ、ここから、中米の旅が始まります。

ちょっとほっとしています。ここ1ヶ月以上、スイスのジュネーブGenevaを出てから、英国、アイスランド、グリーンランド、カナダ、バミューダ、米国、バハマ、ジャマイカ、ケイマン、キューバと、ずっとずっと、飛行機での移動をしてきました。乗る日時も固定され、持ち物も制限され(液体が運びにくい上、重量超過料金が高い場合は荷物を減らさなくてはならない)、前日には空港近くに滞在しなければいけないという焦燥感など、いろいろな不自由が多く、自由な「大陸の旅」が恋しかった。

だから、ほっとしています。メキシコからパナマまで、中米を陸路で進むことになり、また自由な大陸の旅ができるんだなーって、メキシコに着いたとき、すごくほっとしていました。

そんなとき、カンクン空港で出会った「さわやかトラベラー“uーとくん”(ユウトくん、ホントにこの字が愛称です)」とちょいと意気投合でき、これからのカンクン滞在が一味違ったのは嬉しかったな。

ただ、悩みもあります。これについては後日の日記で。
本日の旅
行動 :ハバナ観光、ハバナからカンクンへ移動、キューバ出国、メキシコ入国
朝食 :なし(徹夜明けでちょっと寝た)
昼食 :Ostion(オスティオン、生牡蠣)、ビール、Arroz frito(アロスフリト、カレー味焼き飯)、スウィートポテトフライ、Pollo Asado(ポヨアサード、素揚げチキン)/ハバナの路上
夕食 :Tacos(タコス、とうもろこし粉の薄パンで具(ビステク(焼き豚)、キャベツ、玉ねぎ、アボカド)を包んで食べる)/カンクンの路上ごはん屋
宿泊 :マニー兄さんの家

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旅情報
1キューバ兌換ペソ(CUC)=116円
1キューバ人民ペソ(MN)=5円
1メキシコペソ=7.4円

*カンクンの空港からダウンタウンへの移動
空港前よりADO(アディオ)のバスが定期運行している。片道20分強、40ペソ。ただ、乗っていないがもっと安くいけるコレクティーボもあるとのこと。