2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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モロッコ>2007年10月12日(Fri)
前日ナドール
翌日ナドール
ナドール
:: 旅155日め : 世界旅37ヶ国め : 和人213ヶ国め : あづさ58ヶ国め ::

■ラマダン最終日!
今日はラマダン最終日、宿の少年に聞いたら“エイダルファトルEid al-Fitr”と言うんですって(ロンプラ西アフリカ編にも載っています)。新しく移った宿も居心地が快適(ホットシャワーが出ます♪)、おじさんとの会話はスペイン語だけなので、このあたりがかつてスペイン領であったことをふと感じてしまいます。

ちなみに、旅の中で、フランス語会話は特にあづさは修行のように頑張りますが、スペイン語会話は和人中心。おにーさんたのんますよ!ヾ(^^*

まだまだラマダン中。だから昼間も屋台もやっていないし、カフェでもお茶は供されないけれど、なんだろう、最終日だからなのか、どことなく町に活気というか、うきうき感が感じられます。

男性の白い装束が売れていき、女性はヘンナ(henna、天然の染料で手足に紋様をつける)で手足にめいっぱいのおしゃれをしています。

ヘンナ

大好きな大好きな町、ナドールNador。
みんながきちんと伝統を守っていて、観光客に汚染されない町はやっぱりいいなあと思いました。

■ラマダン最後のサイレン
私たちは、人々の様子を見たいと思い、カフェのロフト席にすわってずーっとマンウォッチング。17:50、ラマダンの終わりを告げるサイレンが鳴りました。「今日でおしまいだー!」「今年も終わったねー!」と皆が嬉々と会話をするかと思いきやそんなことは微塵も感じられませんでした。いつもどおり、もくもくとゆで卵やシャバヒーヤ(甘いお菓子)に手をつけるのです。

大事なことを静かに締めくくる様子は、日本でいえば大晦日のよう?
本日の旅
行動 :ナドール観光
朝食 :ビスキュイパン/宿
昼食 :なし(ラマダンなので周囲も日中は飲食していません)
夕食 :シャバヒーヤ(かりんとうのような甘いお菓子)、センメン(四角い層状のアラブパン)、センメンマンマル(センメンにトマトソースや玉ねぎを練りこんだもの)、ケバブ、ハレーラ、ルバイ(ゆでたまご)、カムンメハ(クミン塩)、シャイビナアナア(ミントティー)、カフェオレ/カフェ
宿泊 :オテルエルハッタビHotel El Khattabi

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旅情報
1ディルハム=15円

*モロッコ式トイレ
モロッコに来たら是非モロッコ式トイレをマスターしよう!(^^)/
足踏み台2つに穴1つがあるので、穴にお尻をかざす方向にしゃがみ、用を足す。
床から30cm高さのところに蛇口があり、小さなバケツが置いてあるので、左手で水をすくって、大事な部分を洗う。用が大でも小でも手で洗うので、寛容に時間がかかる(苦笑)。トイレットペーパーを持参しても良いのだけど、ちゃんとモロッコ式でしてみると、食事をはじめ様々な場のマナーとして、右手と左手の意識がしっかりと理解でき、おのずと守られていく。
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翌日ナドール