2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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モンゴル>2011年05月12日(Thu)
ウランバートル
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■ウランバートルの丘
昨日ウランバートルUlaanbaatarに到着しました。まず今日、真っ先にやることは、カザフスタンビザを取ることです。ガイドブックやネット情報では、市内の便利な場所にカザフスタン大使館があったので、歩いて行きましたが、その場所にはもう大使館はなく、困っていたら、そこでたまたま出会った日本留学経験のあるモンゴル人女性が登場。彼女(日本語堪能)のアドバイスで、タクシーに乗って移転先まで行くことにしました。移転先にも電話をかけてくれ、そこに確実に大使館があることを確認でき、安心しました。

私たちは4年前に中国のウルムチでカザフスタンビザを取りました。
この4年間の間に、カザフスタンのビザ取得ルールが変わり、日本人は無料でビザを取れるようになりました。しかしここウランバートルでは1人30USドルが必要と言われました。私たちは、ウルムチに行けば無料でビザが取れるのだからと、ここでの申請をすぐに取りやめました。

移転先のカザフスタン大使館は、ウランバートルの観光ポイントである「ザイサンの丘」の近くでした。丘に登り、モニュメントを見ました。何よりも視界に広がるウランバートルの全景が素敵です。市内中心部はビルも並びますが、郊外に広がるにつれて、「ゲル」という遊牧民伝統住居も点在しています。

モンゴル

昨日吹雪だったウランバートルは、今日は少し暖かくなっています。こうして暖かくなると本格的に夏を迎えていくのですね。


明日から、実に楽しみなことがあります。
私たちは明日から3泊4日、モンゴル人のベグズおじさんの家に泊めてもらうことになっています。その家は、モンゴル伝統のゲルなのです。モンゴルには観光客用の「ツーリストゲル」もたくさんあるけれど、人の暮らしがない、形だけのゲルじゃ嫌。ゲルを通じて、そこに住むモンゴル人の暮らしに漬かるほうが、遥かに有意義じゃない?

ただ、電気も水道も不便な暮らしになるかもしれませんから、今日はゲストハウスで快適に過ごしておきましょう。
本日の旅
行動 :カザフスタン大使館、ウランバートル観光
朝食 :羊肉ゆで汁のじゃがいもスープ、マカロニのツッツギーソース、緑茶/宿
昼食 :банштай цай(バンシュテイツァイ、餃子がミルクティーに入ったもの)、банштай шөл(バンシュティシュル、餃子がトマト野菜スープに入ったもの)/ウランバートルの食堂
夕食 :цагаан архи(ツァガーンアルヒ、ウォッカ)、чанасан мах(チャナサンマハ、ゆでた骨付き羊肉)、мах чанасан шөл(マハチャンスンシュル、肉ゆで汁)、цөцгий(ツッツギー、クリーム状乳)、マカロニ、ゆでじゃが/宿
宿泊 :NASSAN'S GUESTHOUSE(ナサンズゲストハウス)
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旅情報
1トゥグルグ=0.066円

*ウランバートルで取るカザフスタンビザ
ガイドブック等に記載されている市内中心部「Diplmat Hotel」にある大使館は、南方に移転している。移転先は市内中心部からは南に離れた、ボグドハーン宮殿とザイサンの丘の中間あたり。「Diplmat Hotel」から電話してもらって、タクシー運転手にも行き先を告げてもらって行ったので、詳細な住所等は不明。「Diplmat Hotel」の電話番号は976-11-312206。ビザセクションの営業日は月火木金で、10~12時に申請すると、翌営業日の16~18時に受領。1人30USドル、写真1枚必要。英語はほとんど通じない(ロシア語かカザフ語しか通じずモンゴル語辞書も役に立たなかった)。料金を確認したときに、銀行名と「カザフスタン大使館領事部」という口座名と口座番号が書かれた紙を渡されたので、おそらく、現金直接払いはできず、一度銀行に行って支払いをさせられることになる。