2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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レバノン>2009年03月24日(Tue)
★バールベック→クサラ→シュトゥーラ→ベイルート
:: 旅684日め : 世界旅102ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ121ヶ国め ::

■4人行動
昨日、宿には私たちと日本人男性峰川さん(仮称)の3人だけ。幽霊屋敷みたいな老朽化した宿にはオーナーすら不在という、ある意味すごいところに泊まったような気がします。しかし夜には雪が降り、暖房も得られない隙間風いっぱいの部屋は、この旅始まって以来かも? と思えるほどの極寒でした。

折角アルメニアから引きずっている体調不良も治りそうだったのに・・・またぶり返しそう・・・。

さて今日は、別の宿に泊まっている恵美ちゃん(仮称)と4人で一緒に行動することになりました。昨日峰川さんが行って良かったというワイナリーへ向かいます。・・・外はみぞれ混じりの悪天候&極寒ですが。

レバノンは良質のワインを作ることで知られており、その味はヨーロッパ人にも好まれているそうです。日本では、シェアはほとんどありませんが、そこそこのワインを取り扱っているお店であればレバノン産ワインを簡単に買うことができます。

私たちが訪れたシャトークサラChateau Ksaraは、無料でテイスティング(試飲)が楽しめるところです、嬉しいね(*^.^*) 英語ですが、ワイン製造の映像を見せてもらい、実際に何種類も試飲し、さらに古い洞窟に樽を寝かせた貯蔵場を見せてもらえ、とっても楽しい時間を過ごすことができました。「世界旅100ヶ国ありがとう」の乾杯用に、自分たちのお土産ワインも買いました。

シャトークサラ

バールベックBaalbeck→クサラ、ときたら、次はアンジャルAnjarに移動する予定だったのですが、天気が更に悪くなってきて、ひょうまで降る始末。このまま低地にある首都ベイルートBeirutへ行くのが賢明です。なので私たちは、ミニバスを3つ乗り継いでベイルートへ向かいました。

ベイルートでは4人部屋のドミトリーにチェックイン。相部屋が全員日本人だなんて、実はこの旅初めての体験です。しかも気のおけない仲間と一緒ならば、尚更嬉しいことだと思います。

人数が集まれば、良いことは更に続きます。

「レバノン料理」といえばあづさにとっては長く憧れてきたキュイジーン(料理)の1つ。その洗練された美味しさは有名ですね。4人でお手頃価格のレストランに入って、メッゼ(レバノン料理の真髄とも言える前菜群)をずらり並べることができたのも、昨日峰川さん、恵美ちゃんと出会ったおかげ!

普段私たちだけだとあまりデザート系を食べないのですが、今日はレバノンスイーツをいろいろ頼んでみんなでシェアして食べたのでした。

あー幸せー(*^-^*) ごちそうさまでした♪
本日の旅
行動 :バールベックからベイルートへ移動、ベイルート観光
朝食 :ホブス(アラブの薄パン)、ホンモス(ヒヨコマメとタヒーニ(ゴマペースト)とにんにくレモンのペースト)、ミントティー/宿
昼食 :Hommos(ホンモス)、Moutabale(ムタバル、焼きなすの皮を剥いでタヒーニやにんにくレモンでピューレにしたもの)、Pois chiches a la libanaise(バレーラ、ヒヨコマメにんにく煮にオリーブオイルをかけたもの)、Foul(フール、茶色い豆のにんにく煮にオリーブオイルをかけたもの)、ホブズ、オリーブ、ハーブ、赤ワイン、ファトゥーシュ(カリカリホブスを添えたグリーンサラダ)、Meghle(マグレ、米粉のシナモンプディングにナッツ類を乗せたもの)、ハリーブ(米の形を残した練乳プディング)、Mhalabie(ムハラビーエ、ローズウォーター仕立ての米粉プディングにローズシロップをかけていただく)/ベイルートのレストラン
夕食 :ホブス、ホンモス、レモンティー/宿
宿泊 :ホテルタラルHOTEL TALAL

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旅情報
1ポンド=0.0661円

*シャトークサラ
150年の歴史あるレバニーズワインの代表格ワイナリー。私たちはバールベックからクサラに行きたい旨を伝えてミニバスに乗り、ワイナリー最寄りで途中下車。バールベックからは所要1時間。ワイナリーからベイルートへ向かうとき、まずシュトゥーラ行きミニバスに乗ったので、シュトゥーラからもクサラで降ろしてくれるミニバスは見つかると思う。ここのワインは無料試飲で味も良かった。