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旧旅人の目
世界の国を全部訪問した旅人が書き綴る
レイテ島地滑り
一昨日発生した悲惨な大災害の様子がだんだん明らかになってきています。レイテ島は数年前にも大きな地すべりがあったと思いますが、災害規模は今度の方がかなり大きい。しかし、土石流はほんと怖いので、正直あまり写真映像は見たくない気分です。
このニュースで突っ込むのはなんなんですが
「地球が揺れた…比の地滑り、数秒で農村まるごと消滅 : 読売新聞」
天下の読売が、またスポーツ紙ばりの見出し。
土石流は早いけど、「数秒で農村まるごと消滅」は、ありえない。2000人いる村ってかなり大きいでしょ。
記事を読むと、「地球が揺れたようだった。地滑りはすさまじい速さで、わずか数秒の出来事だった」という職員談話から見出しを考えたよう。早さはすさまじく、数秒の出来事って感じるでしょうが、この談話は見えている範囲での話で、「数秒で農村まるごと消滅」というありえない内容を語っているものではないです。
特にこういう災害に関する記事は、聞いた話をもっと理解してから記事にして欲しい。語る人も興奮状態にあるから、大げさになりがち。それをさらに大げさにしちゃダメ。