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2014 バングラデシュ&東北インド
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バングラデシュ&東北インド4州(トリプラ、アッサム、ミゾラム、メーガーラヤ)
10日目 シレット-ダッカ
早朝出発のために規定よりも少し早く朝食の用意をしてもらう。そのため昨日のようなビュッフェではなく、トースト、コーヒーにオムレツのみ。それでも美味しく頂いた。
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6時にチェックアウトし、駅へ。6時50分発のダッカ行き特急はすでに入線しており、早速乗り込む。列車は満席となっている。早くに切符を買っておいて助かった。
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出発してしばらくは水田地帯が続くが、2時間ほど走ると茶畑が目立つようになる。世界最大の茶畑があることで知られるスリモンゴルの辺りを通過しているところだ。
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乗車したのは2等車だが、座席間隔は広くとってあり、かなり快適だ。
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茶畑地帯が終わると再び水田が続く。
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山羊がいたり、アヒルがいたり。今度はバングラデシュの田舎をゆっくりみたいなーと考える。
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来た時に泊まったブラフマンバリアからは、来た時と同じルートになる。ただし、日が暮れていたので景色にも覚えがない。バイラブバザールでメグナ川を渡る鉄橋で、ここは渡った場所だと思い出せた。
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一昨日もらったケーキを昼食代わりに食べる。13時半にダッカの空港駅に到着した。列車の終点はダッカの中心部だが、今日泊まる場所には渋滞の少ないここから行った方が早いのだ。
空港からグルシャン地区へCNGで向かう。三輪タクシーのことを昔はオートリキシャと呼んでいたのに、前回来た時からCNGと呼び方が変わっている。名称を気にせず使っていたが、CNGとは、Compressed Natural Gas (圧縮天然ガス)を指す言葉なのだと後から知った。バングラデシュで豊富に出る天然ガスにオートリキシャの燃料が置き換わり、その時に名称まで変わってしまったのだ。CNGはメーターが付いているが、外国人が空港から乗るときはメーターを使ってくれず高くなる事が多いらしい。しかし、最初に停めたCNGはあっさりメーター使用をOKしてくれた。良い運転手で助かったと思っていたが、メーターが70タカのスタートで、前回よりもかなり高い。変わったのかなと思っていたが、やはりぼられていたようで、正しい初乗りが20タカだった。ボラれたといっても空港からグルシャンのホテルまで175タカ。帰りは普通に正しいメーターでホテルから空港まで100タカ。(1タカ=1.33円)100円くらいの差は仕方なしと考えておく。CNGはトラブル防止のために運転席は金網で守られている。メーターは見える場所にちゃんとあるので、分かっていればまずぼられない。
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旅の最初の頃に、SNSでバングラデシュと東インドの旅と書いたところ、学生時代の親友Tからダッカに長期出張で滞在中だから会おうと連絡が来た。今回は短い休みで無理やり奥地に行く計画で途中からの変更は難しいかもと思っていたが、メガラヤ州のバンでインドが短くなり、無事に再会を果たす。彼はアパートホテルという複数の寝室のあるホテルに泊まっており、客の宿泊も問題ないというので、彼のホテルに転がり込む形だ。
再会はしたが、今日はまだ仕事があるという。夕食の約束をして、近くのショッピングセンターで時間を潰す。高級ホテルや外国人住宅の多い地区なので骨董品屋が並ぶなど、土産物屋のレベルが高い。
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生地屋で売っているものは質が良いのか、今まで見てきた店より高い。お客さんも小綺麗な服装をしている。帰国前で土産を欲しがっている妻が、何を買うかとドキドキしていたが、結局スーパーで食料品を買っただけ。
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夕食は自分達だけだと中々入らないような、おしゃれな店だった。何を食べても美味しく、素晴らしい店。3人でこれだけ食べて、1人1000円しないのは驚きだ。
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食後はホテルに戻り、酒を飲みながら語り合う。イスラム教の国なので酒にはすごい税金がかかっており、酒代は日本の2倍はするという。その話を聞いて最初はペースを抑えていたが、懐かしい話を色々しているうちに楽しくなって、気がついたら、何度もお代わり。