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2013夏 中国、ベトナム

9日日　昆明-上海-関空‐明石

　最終日、朝4時過ぎから空港内で人々が動き出す。チェックインカウンターは一斉に開き、国内線はどの便もチェックインできるシステムだ。起きてしまったので4時半にはチェックインを済ませた。といってもすることはなく、ひたすらのんびり過ごす。我々が通った時には全く行列がなかった手荷物検査場も7時近くにもなると混雑していた。

　暇で色々店を見て、雲南菌というキノコの土産を買ってみた。

　離陸は7時32分、定刻よりも少し早かったのに、上海到着は1時間近く遅れた。気流の関係で遅れるのが分かっていて早めに出たのか。上海中心部の西にある虹橋空港に11時40分に到着して、東にある浦東空港出発予定時刻が18時20分である。1時間くらいの遅れはさほど問題にはならない。
　空港からメトロに乗ってまずは外灘へ。中国の誇る高層ビルが立ち並ぶ場所だ。ドバイにあるブルジュ・ハリファ次ぐ世界第二の高さ(計画では632メートル)となる上海タワーはまだ建設中で、てっぺんにクレーン見える。高さ420mのジンマオタワーや高さ492メートルの上海ワールド・フィナンシャル・センターよりも上海タワーすでに高くなっているようだ。写真の右から、上海タワー、ジンマオタワー、上海ワールド・フィナンシャル・センター。

　先ほどのビル群よりも目立っているのが、高さ468メートルの上海テレビ塔だ。こちらの方が、上海のイメージ写真にはよく使われている気がする。

　高級そうなスーパーで少し土産を購入した。昼食をとりたいが、おしゃれでバカ高い店しかなく、嫌になってしまう。外灘はもういいかなという気分になり、メトロで川沙に移動する。
　川沙は古城壁の残る旧市街が有名で、観光的には外灘よりもこちらに来たいと思って調べていた場所だ。あまり時間が無くなってきたが、近代化された外灘よりも落ち着いた中国らしい街を少し見ることにする。

　遅くなってしまったが、まずは昼食で水餃子を食べる。昼の混雑時間が終わっていたので、食卓で夕方からの仕込みをしていた。

　路上の占い師にサラリーマン風の人が手相を見てもらっている。

　公園の中にある鶴鳴楼はすごく立派な建物だ。こんなすごい建物がなぜ有名でないのかと思ったら、武漢にある黄鶴楼を模して1993年に建てられた新しいものだそう。

　古城には行けず、再びメトロで上海浦東空港に移動する。
　関空に向かう全日空便も18時発と定刻よりも20分早い離陸となった。機内食は久しぶりの日本の味で、すごくおいしく感じる。お酒もたくさんお代わりして、酔っぱらってしまった。

　定刻よりも早く離陸したのに到着は少し遅れた。やはり今日は風が逆向きなのだろう。最終の船に乗って関空から神戸港に向かう。

　実家に戻り着いたのは午前1時半だった。