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2013夏 中国、ベトナム
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中国(広西チワン族自治区、雲南省)+ベトナム(ハノイ、サパ)の旅
8日日 元陽-通海-昆明
朝7時半ころから一人で街を散歩する。まずはホテルから見えていた丘の上の寺院を目指す。
寺からは新街の中心部が見下ろせる。手前の黄色い建物が宿泊していた雲梯大酒店、夜にダンスが行われていたのが手前の広場だ。
坂を下ると水場の前に麺の屋台が出ている。人気のようで大勢の人ができるのを待っている。
さらに進むと大きな市場で、朝から非常ににぎやかだ。山の上なのに魚は生きたまま運ばれており、タライに泳がせている。鳥や動物も生きたまま買われ、その場でさばかれる。犬も丸焼きにされていた。漬物はキムチの色で北朝鮮国境の近くで見た市場を思い出す。
豆腐や納豆も売っている。臭豆腐はやはり名物のようで、それだけを売っている彝族の女性が並んでいた。
はちみつも名物で大勢の人が並んで買っていた。
最後に粽を買ってホテルに戻り、朝食にする。
ホテルをチェックアウトし、バスターミナルへ。今日は9時5分発のばすで昆明へ向かう。昨日一緒に観光した台湾の張くん蔡くんも同じバスだ。
9時5分の定刻に出発する。ぐんぐん坂を下り、元陽県の中心部である南沙バスターミナルへ。そこからは高速道路で景色が面白くなく、うとうとしたり、台湾の2人と話をしたりして過ごす。中国のバスはランチ休憩があるのが普通なので、食料を買わずに乗っていたが、なかなか休憩にならない。張くん達がビスケットを持っており、分けてくれたので助かった。
14時過ぎにようやく通海のバスターミナルに入る。20分のストップなので店には入れないが、いろいろ買い食いする。中国の甘酒=甜酒を初めて食べた。飲む部分はほとんどなく、まさに食べる酒である。
ゆでトウモロコシはバスの乗客がこぞって買っていた。見た目はさほどおいしそうだと思わなかったが、もちもちとして甘いトウモロコシである。
お菓子は普段買わないが、先ほど分けてもらっているので、雲南名物の米粉で作るかりんとうを購入。車内で分けて食べた。
昆明到着は16時。大きくて新しいバスターミナルで、市バスの巨大ターミナルも隣接している。ここから出るエアポートバスも見つかった。時刻表を見ると始発が予想よりも遅いし、終バスは早い。明日早い時間の飛行機で出発だが、始発では間に合わない。今から昆明の中心部に行って明日早朝出るのも嫌なので、ここから終バスで空港に向かうことにする。
バスターミナルに隣接し、大きな市場がある。最後に帰国前のショッピングと張り切る妻に付き合っていろいろ見て回ったが、庶民用の衣料品が中心の市場となっている。妻が普段着を少し買っただけで買い物は終了。
食事は市場地下のフードコートのような場所を選んだ。
まずは雲南名物の砂鍋米線。都会なので洗練されている気がするが、ここまでに食べてきた米線の方がうまかった気がする。
物足りなかったので、さらに店を見て歩くと、朝市場で気になっていた納豆を使った料理が見つかった。これも食べることにする。
納豆は麺の付け合わせのようなので、涼麺と涼巻粉も注文する。この店は器が紙パックとプラスティック容器だったのが少し残念だ。
予定通りの19時発の終バスで空港に向かう。空港到着は20時15分だ。
昆明長水国際空港は、昨年開港したばかりの新しい空港で、非常にきれいである。24時間空港だが、国内線ターミナルからは深夜の発着がなく、夜は非常に静か。我々同様に朝のフライトを待つ人も多いが、横になるスペースは十分にあり、ゆっくり休めた。