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2020 マカロネシア＆UK

33日目 -羽田空港-萩石見空港-自宅

　約12時間の飛行中はずっと映画を見ていた。もう何本見たのか分からないほど。朝食もさびしかったが仕方なし。

　ほぼ定刻の朝7時半に羽田空港到着。ヒースローでは守られていたソーシャルディスタンスを無視した行列が検疫に出来ている。一昨日まではほぼ素通りだったらしい検疫では一人づつ検疫官が対応し、時間がかかっている。素直に申告書を出せば10秒ほどで検疫を抜けられるようだ。しかし、虚偽の申告を出す気など最初から全くない。正攻法で突破するつもりで、申告書は白紙のまま検疫係官と対話する。最終的に例外的な対応になったので詳細は略すが、責任者といろいろ話をした結果
・自宅隔離をする
・移動方法は未定
・現在の政府要請についての説明は十分に受け、理解した
との3点を記した申告書を作成、提出した。
　あとはもうスムーズだ。晴れて帰国手続きが完了！　公共交通機関も使える！　一刻でも早く帰宅したかったので、すでにヒースローで搭乗券まで受け取っていた国内線は放棄し、その場で萩石見空港行きの航空券を購入する。
　石見行の飛行機から富士を見て、やっと帰ってこれたと安堵した。


★この日から15日間（帰国翌日から2週間が要請された隔離期間）、自宅敷地より一歩も出ず、まじめに完全な自宅隔離生活を遂行致しました。