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2022 欧州 北極圏から地中海まで
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ノルウェー,オランダ,ドイツ,フランス,ルクセンブルク,ベルギー,スペインの旅
初日 家-羽田-成田-仁川-
新型コロナウイルスによる規制もようやく緩和され、2年半ぶりに海外に行くことになった。この間、神奈川にある妻の実家にも行っていなかったので、今回は東京発のフライトだ。当初予定の出発は9月20日朝だったが、めったに来ない台風のおかげで、羽田へのフライトがキャンセルになり、出発を延期する羽目に。一日出発を延ばしても国際線に乗り継げる予定にしていて助かったが、妻の実家には立ち寄れない。
羽田へのフライトは修学旅行生でほぼ満席だ。初めて飛行機に乗る生徒が多い様子で、機内でキャーキャーと楽しそう。石見から羽田のフライトは一日2本しかなく、接続が良い訳ではない。12時前に羽田空港に着き、まずは昼食をとろうと思ったが、昼食時で非常に混んでいる。仕方ないのでしばらくラウンジで時間つぶし。遅い昼食をとった後、成田に向かう。羽田空港から成田空港は、京浜急行から地下鉄を経て京成に乗り入れる特急があるので非常に便利だ。
コロナ前の賑わいを取り戻した感のある羽田空港とは打って変わり、成田空港は閑散としている。平常時なら一番活気のある時間帯なのに、あまりに寂しい光景だ。レストラン街は閉まっており、まるで深夜の空港みたいだ。出発ロビーも閑散としている。
とはいえチェックインカウンターには行列ができている。ウェブでオンラインチェックインを済ませ搭乗券も印刷してあったが、乗り継ぎ時のバウチャーをもらうためにチェックイン手続きをする。ウェブ上ではオンラインチェックインを済ましてあればチェックインカウンターに立ち寄る必要はないとあったが、カウンターでは実は来てもらわないと困るということである。搭乗券を事前に印刷する意味なし。もっとも今回のエチオピア航空は事前に座席が選べ、さらにチェックイン時にも変更できるのでオンラインチェックインする価値はある。
手荷物検査やイミグレーションも閑散としており、全く待つことなし。しかし、中に入ってもほとんどの店は閉まっているし、することがない。電光掲示のフライト案内を見ると19時過ぎ時点で本日のフライトがあと2本しかないのにびっくりだ。人の少なさも納得である。帰国前のPCR検査が必要なくなり、海外に出る人も増えたとニュースになっていたのは何だったのか。羽田空港の賑わいを見る限り、国内移動は復活しているようだが、海外へはまだまだのよう。
まずはエチオピア航空でソウル経由でアディスアベバに向かう。チェックインカウンターでは何も言われず、空港アナウンスもなかったのに、電光掲示板では出発時間が15分早まっており、実際にボーディングパスに書いてある時間よりも早く、20時半には搭乗していた。しかし、離陸は定刻よりも結局遅れ、機内で待たされただけ。ソウルまでは約1時間半。久しぶりに機内でのワインを楽しみ、美味しく機内食をいただく。
日本時間で23時50分に韓国の仁川空港に到着する。同じ飛行機に乗るのだが、ここでは荷物をすべて持って降りなくてはならず、新たな搭乗ゲートまで結構歩かされた。再度同じ飛行機に搭乗し、日付の変わっての離陸となる。