2人の世界旅 日々の記録

■アイスランド再び
昨日、グリーンランドの旅を終えてアイスランドの首都レイキャビクReykjavikに戻ってきました。アイスランド後半は丸２日の時間がとれるので、例えばレンタカーを借りて内陸部をドライブしようかとか、見所をめぐるゴールデンサークルツアーに参加しようかとか、考えていました。

多分、グリーンランドがそこそこの旅だったら、そうしていたでしょう。

でも、１７日の日記にも書きましたが、グリーンランド現地で会った日本人が言っていた言葉、「アイスランドを削ってでもグリーンランドに日数を割けばよかったわ！」という言葉は、私たちにとっては真実で、しかも私たちはイヌイットの人々との深い交流を持てたのですから、その気持ちは彼ら以上のものを持っています。

だから、アイスランドはもういいという気持ちになってしまい、今日はレイキャビクにいることにしました。

写真は目抜き通りであるロイガベーグル通りです。



昨日の話をしましょう。

レイキャビクに無事着陸し、私たちはＢＳＩバスターミナル前から市バスに乗って市内キャンプサイトへ向かいました。車内には鳥羽さん（仮称）という日本人男性が１人乗っていて、しかも向かうのが同じキャンプサイト。私たちは隣接してテントを張り、そのまま外に座って食事を一緒に採りました。うなぎとかじゃことかしぐれ煮とか。こういう食事は外国人にお土産にしてもいいかもしれないけど、味の分かる日本人と分かち合うことこそ価値あるってもんです（*^-^*）　なぜなら私たちは長旅で日本の味から離れがちですし、鳥羽さんはニューヨークNew Yorkの会社に勤めているので、やはり日本の味から離れがちだから。

鳥羽さんがとってもいい人＆面白い人で、一緒にいて気持ちよい人だった、というのもあります。雨が降る天気かつ今後数日悪天候という予報の中では、アイスランドの自然を楽しみに出かける意欲もなくなります。ついでに言うと、このキャンプサイト、シャワーのお湯が硫黄の匂いもする気持ちいい温泉の湯なの♪　湯温もすごく良くて、何万円もつぎ込んでドライブしてまで内陸部の温泉に行く気持ちは一層減っちゃうのよね（^^ゞ

さて、ロンドンLondonでカリブ海や南米のガイドブックを買ったまままだあまり読みきれていないし（２ｋｇの重さの英語ガイドブックなのでそうそう読みきれませんが、苦笑）、カナダ以降、入国拒否例多数の米国やカリブ海の国々が待っている。カナダ自体、きちんと旅準備をしていかないと入国拒否されそうだ。

これから訪れる膨大な国数のイミグレーションルールを調べなければ。なにより安い航空券を自力で探さなければならない。スペイン語も勉強しなければ。

カナダ入り目前のレイキャビク滞在は、そういう時間に充てるべきでしょう。

夜、市内観光に出かけていた鳥羽さんと３人で夕食を食べました。キャンプサイトなので外風に当たるテーブルだからちょっと寒かったけど、ともあれとても楽しかったです。