2人の世界旅 日々の記録

■ジャカルタ到着
夜行バスがジャカルタJakartaに到着したのは午前４時前で、あづさが、運転が終わり車内チェックしている運転手に「バスの中で寝かせてくださーい」とお願いをしたら、特別に誰もいない待合室を使わせてくれ、短い時間ですけれども２人きりで寝ることができました。警備室の目の前という点も少し安心でした。



今いるところはプロガドゥンPulogadungバスターミナルという、ジャカルタの中心部よりはかなり東に位置しています。まずは、中心部まで、行かなければ。

ベモ（ミニバス）、そしてトランスジャカルタのバスと、ひたすら乗り継いで、歩いて、やっとやっとジャクサJaksa通りに到着しました。ここはツーリスト向けの安宿が集まる地区です。いつもなら何軒かの宿をあたり、部屋を見て料金を聞いて比較してから泊まる宿を決めるのですが、「どうせ１泊だけだし」という気持ちと、雨が降っていて動きにくかったのと、再両替をするほどインドネシアルピアが余っていたのとで（ボロブドゥールBorobudurからジャカルタへの移動費が思ったより大幅に安かったためです）、最初に尋ねた宿に宿泊を決めちゃいました。

洗濯をし、自身もシャワーを浴び、昨夜あまり寝ていない分、２人で睡眠をとりました。

夕方はカンタス航空へ。移転していて大変でしたが、無事に払い戻しの手続きを済ませることができました。とにかく雨が降っているので、今日は必要最低限のことをやっただけ、という感じかな。あと再両替へ向けて各両替所でレートをチェックしたり、とか。長かったインドネシアの旅も明日で終わりです。次はマレーシアです。

でも、今日、少しは大都会ジャカルタの発展した様子を見て、観光・・・とまではいかないかもしれませんが、一応この街がどんなところなのかを見ることができたつもりです。

あのとき、１９９８年？　インドネシアで青天井の経済危機、政権交代にクーデターと、インドネシアがぼろぼろだったとき、ジャカルタの街はあちこちでのろしがあがっていた。その場所が今はこうなったんだなと、少し、今昔、慮る。