2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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エジプト>2011年02月28日(Mon)
カイロ→アスワン行き夜行列車
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■アスワンへ
カイロCairoでは、金・土の休日を除き、平日のすべてが大使館めぐりに充てられていました。その日々も終わり、私たちはスーダンビザとエリトリアビザを持って、アスワンAswanへ向かいます。アスワンを出てスーダンへ行く船は週1便、月曜日です。最短で来週月曜日。そのチケットはラムゼスカイロ駅でも購入できます。

駅へ行き、スーダン行き船の切符を買い、そのままアスワン行きの列車に乗る。

それだけのことなのですが、アラビア語の駅ホーム案内は聞き取れないし、窓口では外国人には1人60USドル(5000円以上)のチケットしか売らない。でも、アラビア語が分からなくても、エジプト人が乗るのと同じ列車、同じ車両に乗らなければ。そうすれば400円でアスワンへ行けるのですから。

でもカイロ駅にはホームがたくさんあり、どっち方向の列車がアスワンに行くのかもよく分からない。人に聞こうにもアラビア語ができない。英語で人に尋ねて窓口に連れて行かれたら切符代は60ドル。また、もし全座席指定列車に乗り込んでしまうと「乗り込んだはいいけれども座れない」という悲惨なことになってしまう、・・・ここが難しいところなんです。実際長いことホームでは苦労しましたが、やっとアスワンへ行く、自由席のある列車に乗り込めました。カイロ発ではなくアレキサンドリア発の途中乗車だったので、非常に混雑していましたが、2人並んだ席を確保できました。

列車は、ナイル河に沿って南下するのが良かったです。
「カタンコトン」と音を鳴らす列車から肥沃な河と、古代から河に沿って栄えてきたであろう河川沿いの町の数々を眺めていると、あのヘロドトスの言葉が脳を泳ぐ。「エジプトは、ナイルの賜物」と。

この写真はナイル河の上空より。
砂漠の国なのに、ナイル河の周囲は本当に緑が豊かなの。

エジプト
本日の旅
行動 :カイロからアスワン行き列車に乗る
朝食 :ババガヌー(ナスピューレのサンドイッチ)、ターメイヤ(ソラマメコロッケサンドイッチ)、カルカデ(赤いガクのお茶)/宿
昼食 :チーズパン/列車内
夕食 :ターメイヤ/列車内
宿泊 :アスワン行き夜行列車
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旅情報
1ポンド=14.5円

*カイロ駅からアスワン行き列車に乗る
ラムゼスカイロ駅の外国人対応窓口では1人60USドルのチケットしか販売しませんが、自力でエジプト人と同じローカル列車の座席車両に乗れば、1人28ポンド+車内切符販売手数料0.5ポンドで済みます。カイロ駅15時半発で、進行方向右側に座っていたら、窓からのナイル河越しの夕陽がきれいでした。