2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ガボン>2008年04月23日(Wed)
リーブルビル
:: 旅349日め : 世界旅60ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ81ヶ国め ::

■船待ちの2週間を振り返って
今日まで、もう何日、出航を待ったかな。かれこれもう2週間くらい? とにかく長いリーブルビルLibrevileの滞在でした。一昨日港に行ったら「明日こそ出る」と言われ、昨日港に行ったら「明日こそ出る」と言われ・・・今日も船が出るかどうかは半信半疑です。でも半分でも信じられるわけですから、私たちは荷物を持って港に向かいました。

港には午後3時に来るよう言われていたので、行ってみたら「今日の午後4時に出るよ」と船会社職員に言われ、船着場で待機しました。わずかに残ったお金(700円程度)も使い切らないとね。船の中で食べる用にと、干しあんず(私たちの大好物!)やビスケット、リンゴ、オレンジなどを買いました。

時計が午後5時を回った頃、さっきの職員と船員がやってきました。

「船は明日の8時に出航します」ですって・・・。
あ~あ、今日も、裏切られたー。

私たちは、宿代をもっていないし、何だかホントに疲れたので、船で寝かせてほしいと要求しました。このオンボロ貨物船は通常客を乗せないものなので、寝る場所すらありませんが、船員が輸出用荷物の1つにあったベッド用マットのひもをといてくれ、私達2人の寝床にしてくれました。

いい加減な運航、その場しのぎの回答の連続にも腹が立たないほど、ここ数日は本当に疲れました。

ゆぅら、ゆぅら。
小さなオンボロ船なので、穏やかな海でも揺れています。

写真は「明日こそ出てくれるんだろうか」と憂鬱になりながら眺めた夕陽です。

港の夕陽

ベッド用マットに寝転びながら撮影したの、丸分かりですね。
すなわち、起き上がるのも億劫になっているの、丸分かりですね。

このときは、ホントに気力をなくしていました(苦笑)
本日の旅
行動 :出発準備→出発取り消し
朝食 :サラダバゲットサンド(アボカドトマトのマヨビネガー仕立て)、コーヒー/宿
昼食 :カレー風味のペペロンチーノ、コーヒー/宿
夕食 :干しあんず、ビスケット、オレンジ/船の中
宿泊 :ボロ貨物船Windstar

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*船に持ち込む食糧ヒント
かつて「船乗り病」とも恐れられていた病気に壊血病(かいけつびょう)という、ビタミンC不足によりときに重篤な出血傾向をきたす血液疾患がある。短い船旅では問題にならないけれど、それでもビタミンCは健康に大事だからと、食事の出ない船に乗るときは意識して買うよう心がけている。今回買ったビタミンC源はリンゴやオレンジ。ホントはパセリに豊富に含まれるんだけど、パセリばかり食べていられないよね(笑)。