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■ゲベルバルカルと遺跡へ
砂漠の町、カリマKarimaに来ています。
今日は長年楽しみにしていた、古代ピラミッド群を観光しました。
カリマの町からはテーブルマウンテンとも言える形状の山、「ゲベルバルカル」が見えていますので、その方向を目指して歩けば大丈夫。ちなみにアラビア語で「山」は「ジャバル」とか「ジェベル」と言われますが、スーダンでは「j」の音を「g」と発音する方言があるので「ゲベル」となります。「ゲベルバルカル」は「バルカル山」という意味です。
さて、そんなゲベルバルカルの麓に到着。宿からは歩いて30分でした。まず目に入ってきたのが、修復もされていない朽ちた古代神殿の跡。ここはかっこいい列柱神殿であったことが見て分かりました。エジプトの遺跡にもあるような線画が彫られ、ヒエログリフ(古代文字)で何かがひたすら刻まれている、そんな神殿壁も見つけられます。修復された遺跡も良いけれど、時の流れに逆らわない、自然な姿で朽ちた遺跡もロマンティックで、好きです。
次に行ったのは、そこから10分くらい歩いたところにあるピラミッド群。エジプトでよく見るピラミッドと違い、尖塔を思わせるような急傾斜がかっこいい!!
観光客は私たちだけ。民家もピラミッドからは離れたところにあり、砂の中にそびえるピラミッドを思いっきり楽しむことができました。登ろうかなと思ったけれど、急傾斜すぎて、危なさそうなのでやめました(^^;;
本日の旅
行動 :カリマ観光
朝食 :フール(煮豆)、アエシ(パン)/カリマの食堂
昼食 :なし(朝昼合同)
夕食 :フール、アエシ、ショルバ(羊肉スープ)/カリマの食堂
宿泊 :フンドゥークアルナスルAL NASSR HOTEL
旅情報
1ポンド=30.1円
*カリマの遺跡
カリマの町から見える台地状の山がゲベルバルカル。その、町から見て左端のふもとに神殿遺跡があり、右端のふもとにピラミッドがある。町から神殿遺跡まで徒歩30分、神殿遺跡の近くには壁画が美しい神殿の一室が見られるところがあり、施錠されている。私たちのときは鍵を開けてくれる人が見つからず入れなかった。そこからピラミッドまでは徒歩10分。施錠の部屋のみ入場料がかかる。