2人の世界旅 日々の記録

■帰国まで、あと１日
「帰国まで、あと１日」。明日の朝早い便で、上海から日本へ飛びますから、ああ、４年３ヶ月続いた世界旅は、明日がサイゴノヒ、旅の終わり、帰国です。明日は早朝チェックインである上、１時間離れた空港に行くとなると、今夜は空港で寝たら楽ですね。なので今泊まっているお宿は正午１２時のチェックアウト時刻に出ました。フロントで荷物を預かってもらい、今日も上海を歩こうと思います。

午前中のうちに大型スーパーマーケットへ行ってあり、お土産物や、安くて種類の豊富な衣類や、これから自分が使っていく調味料などを買いました。これをめいっぱいに詰め込んだ２人のバックパックは重量も体積も大変なことになっています（^^ゞ

身軽になって、メトロに乗って、世界旅最後の観光へ。向かった先は、上海に来ているのだから、やっぱり豫園がいい。外国人が多く住んだ租界地上海の中でも、中国人タウンとして賑わいが途絶えなかった歴史地区は、今も上海屈指の大観光地です。

人が多くて、雨も降ったけれど、やっぱり２人での観光は、２人での世界の旅は、楽しいね。




しかし、泣いたり怒ったりするような不安定な雨が降っているのは、ここ数日中国のニュースを賑わせている、「大型台風９号、上海突撃のおそれ」の前触れでしょうか。


夜、大荷物と共に、地下鉄で１時間先のところにある空港へと行きました。上海には空港が２つあり、１つは私たちのフライトが出る上海浦東国際空港と、もう１つは伝統のある上海虹橋国際空港です。それぞれ、プートン空港と、ホンチャオ空港といいます。

台風がいよいよ近づき、浦東空港では既にコリアンエアー（大韓航空）などが欠航を決めています。外も風が非常に強い。私たちのフライトは明日の午前中ですが、その頃は台風が上海突撃の予報と同じ時刻です。

飛べるのかな～、飛べないのかな～。

私たちの、今回の中国滞在は今日が１４日目で、明日がビザなしで滞在できる最終日です。もし飛行機が飛ばないとなると、ビザも切れてしまって不法滞在になるのでしょうか。困りますよね。


いろいろな不安をよそに、空港のベンチで夜を明かしたのでした。