2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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マリ>2007年11月17日(Sat)
セグウ→バマコ
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■バンバラ王国の都、セグウ
セグウSegouは、かつてバンバラ王国の都として栄えたところです。今回の旅であづさが是非訪れたかったところです。

泊まった宿は市街中心から4、5km離れたところにありましたが、この距離なら無理なく歩けます。歩いて中心へ向かっていると、大きな市場にも出会え、大好きな西アフリカのお茶“ケンケリバ”の路上売りにも出会え、うれしかった。

ニジェール河についたら、ほとりでぼーーーーーーっとして河を眺めていました。
都ができるために必要なことは、豊富な水と物資の移動です。だからこのニジェール河こそが当時ここに王国を繁栄させたのだなと、昔に思いを馳せていました。また、町のあちこちで見られる、どことなくポッタリとした赤土建築も、王国の名残なのでしょうか。

赤土建築

そのあと私たちは河沿いで洗濯する女性たちなど、生活の様子を見て歩きました。またセグウでは有名な壷市場に行き、そしてお昼のバスに乗ってバマコへ移動しました。

そうそう、誰も気付いてくれなかったと思うのですが・・・(苦笑)
壷市場が英語でポッタリーマーケット、それと、建築のポッタリさをかけてこの文章を書いていたのは、恥ずかしい秘密です、笑。 (しー(・、・))
本日の旅
行動 :セグウ観光、セグウからバマコへ移動
朝食 :モニ(たこやき器のようなもので上新粉のようなサラサラした水溶き粉を薄く焼いたもの)に辛いソースをかけたもの、マヨネーズサンド、カフェオレ/セグウの路上ごはん屋
昼食 :マロ(白いごはん)にサカサカ(ねぎなど緑の野菜をとろとろに煮たもの)を乗せたもの/セグウバスターミナルの路上ごはん屋
夕食 :アティケ(キャッサバ粉から作ったクスクスの大粒版のようなもの)にジェゲ(魚の素揚げ)乗せ/バマコの路上ごはん屋
宿泊 :オーベルジュラフィアAuberge Lafia

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*マリの買い物で役立つ数字
マリでよく使われるセーファーフランの小銭は、25フランのほかは50フランの倍数である。だから、一気に数字を全部暗記しなくても、25と50の倍数を知っておけば、日常の買い物や価格交渉に便利である。

マリではフランス語が公用語と言うけれど、地元の人の言葉はバンバラ語が大多数。観光客が来る都市で路上でごはんを売るような人でも、教育を受けていない人は50や100もフランス語で言えない。もちろん子供の売り子もフランス語はあまり話せないことが多い。だから、そういったときも含め、数字をバンバラ語で言えることは、買い物をする側としても便利なのである。

価格、フランス語、バンバラ語の順に記載する(いずれも耳に聞こえる音で)
25、バンサンク、ドゥル
50、センカン、ドルメタン
100、サン、ムガン
150、サンセンカン(100+50)、ビサバ(50×3)
200、ドゥサン(2×100)、ビナニ(50×4)
250、ドゥサンセンカン(2×100+50)、ビドゥル(50×5)
300、トロワサン(3×100)、ビウォロ(50×6)
400、カトゥサン(4×100)、ビシェギン(50×8)
500、サンクサン(5×100)、ケメ(500)
600、シッサン(6×100)、ケメニムガン(500+100)
700、ソワサン(7×100)、ケメニビナニ(500+50×4)
800、ュイサン(8×100)、ケメニビウォロ(500+50×6)
900、ヌフサン(9×100)、ケメニビシェギン(500+50×8)
1000、ミル(1000)、ケメフラ(500×2)

こうしてみると、フランス語が10進法なのに比し、バンバラ語は5の倍数が根幹にあることがわかる。だから地元のものの価格設定も5、50、500の倍数で設定されていることが多いから、フランス語で数字を覚えるときも5、50、500の倍数から始めてみよう。